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SNSへの投稿が発展途上国の子どもたちの支援に。「#ハートアクション」に参加してみない?【Steenz Breaking News】

SNSへの投稿が発展途上国の子どもたちの支援に。「#ハートアクション」に参加してみない?【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、子どもたちを感染症から救う手助けができる「#ハートアクション」キャンペーンについてご紹介します。

今年で4回目を迎える「#ハートアクション」キャンペーン

途上国の子どもたちにワクチン支援などをおこなう、「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」が、今年も「#ハートアクション」キャンペーンを開催中です。

同キャンペーンは今年で4回目となり、9月5日(金)からスタートし10月9日(木)まで実施されるとのこと。SNSから気軽に参加でき子どもたちの命も守れるため、年々支援の輪が拡大しています。

日常で見つけた「ハート」を撮影し、SNSに投稿するだけ!

「#ハートアクション」キャンペーンの参加方法は、ハートを含む写真や動画を撮影し、X(旧Twitter)やInstagram、Threadsに「#ハートアクション」と付けて投稿するのみ。ひとつの投稿につき、ひとり分のワクチンが協賛企業の支援を通してミャンマーやラオス、ブータン、バヌアツの子ども達に寄付されます。

大がかりな準備や現地へ行く必要もないため、多くの人が参加しやすいのではないでしょうか。ちなみにハートは、マークやオブジェ、イラスト、ポーズなど種類を問いません。ひとつの投稿に複数枚のハートの写真を載せた場合でも、1ワクチンとカウントされます。注意事項としては、ストーリーズや非公開アカウントからの投稿は対象外となるそうです。詳細は、公式サイトをご覧ください。

昨年はXとInstagramで開催され、合計32,623件の投稿がありました。その後、ミャンマーやラオス、ブータン、バヌアツの子どもたちに、同数分のポリオやはしか、破傷風などのワクチンを贈ったそうです。年々参加者も増えているとのことですので、今年の投稿数も注目したいですね。

途上国では1日4,000人の子どもたちが感染症で亡くなっている

近年、ポリオやはしかなどの感染症は、ワクチンなどの普及もあり死亡率が低くなっています。しかし途上国では、さまざまな理由で体制が整っておらず、今もなお1日に4,000人もの子どもや赤ちゃんが命を落としているのが現状です。時間にすると、20秒にひとりが亡くなっていることになります。この数字に、衝撃を受けた方もいるのではないでしょうか。

もし、「途上国の感染症問題をどうにかしたい」などと考えている方は、「#ハートアクション」キャンペーンを、選択肢のひとつとして考えてみるのも良いかもしれません。また、参加の有無にかかわらず、何かチャリティーキャンペーンなどが開催される場合は、内容や開催理由などを確認してみてください。「自身が暮らす国や地域以外では、このような問題がおきているのか」と、知るきっかけになるはずです。

Reference:
ワンアクション「#ハートアクション」チャリティーキャンペーン届けよう!小さな幸せ、ひとつのワクチン|認定NPO法人世界の子どもにワクチンを 日本委員会
「#ハートアクション」チャリティーキャンペーンが本日からスタートしました|認定NPO法人世界の子どもにワクチンを 日本委員会

Text:Yuki Tsuruda

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Yuki Tsuruda

ライター

鹿児島県在住のフリーライター。販売職や事務職を経験後、2020年5月からフリーランスのライターへ。執筆ジャンルは、ものづくりやSDGsなど。

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