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ブリスベンでのインターン生活を乗り切った!Reo in Brisbane #09【Steenz Abroad】

ブリスベンでのインターン生活を乗り切った!Reo in Brisbane #09【Steenz Abroad】

ついに「Reo in Brisbane」も最終回となりました。まさか自分のインターン記録をこうして記事として残せるとは思ってもみませんでした。ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。

ワーホリを決めた本当の理由

第1回の記事では「とにかく海外行きたい!」という気持ちからワーホリを決めたと書きました。

その気持ちに嘘はないですが、実際のところは、心から楽しいと思える大学生活を送り、気の合う友達に囲まれ、好きなだけ課外活動をして、好きな時に趣味の合気道やダンスにも通える……そんな、私を私として受け止めてくれる環境が心地良すぎて、優しい世界でしか生きられなくなるのではと怖くなったのです。

だからこそ、自分が今まで培ってきた実績も人脈も日本語も通用しない環境に一定期間身を置き、あえて乗り越えるべき壁を作りたかった。自分に負荷をかけることで、自分の新たな一面に出会える気がして、ワーホリを決断しました。

ブリスベンでのインターン生活で得たもの

「とりあえず海外に行けば成長できる」と安直に聞こえてしまうかもしれませんが、実際に現地の文化にどっぷり浸かり、知らない常識が流れる環境での立ち回り方を学べたこと、そして自己認識の解像度が上がったことだけでも、来た価値は十分にあったと感じています。

もちろん、自分に負荷をかける環境を求めてきたものの、やっぱりしんどいものはしんどかったです。インターン生活の8割は思い出すだけで胸がぎゅっとなるようなことばかりで、「もう一度戻りたい?」と聞かれたら即答で「No」と言うくらいには濃く、やり切ったと胸を張れる半年間でした。

それでも、社会経験ほぼゼロの私を信じて会社に迎え入れ、初のインターン生として受け入れてくださった社長、営業・マーケティング歴30年以上の方から営業の基礎を学べたこと、日本から来たジャーナリストの方を入社2週間で1人で1日案内する役を任せてもらえたこと──私の成長を本気で考えてくださる大人たちに出会えたことは、とてもラッキーだったなと思います。プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、信じて任せてもらえる経験ができたことが何より嬉しかったです。

これからの目標

貴重な経験と多くの素敵な出会いに恵まれたことをすごく幸せに思いますし、これからの人生の財産にしていきたいです。今後も世界を経験し続け、柔軟な人間であり続けられるよう精進していきます。

最後に、ここまで読んでくださりありがとうございました。関わってくださったすべての皆さまに心から感謝しています。またどこかで!

REOのプロフィール

東京・宮崎・シンガポール育ちの大学2年生。現在はオーストラリアでインターン中。
趣味は3歳から習っているバレエ・ピアノ、大学から始めた合気道。

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Reo Fujii

ライター

2005年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部に在籍。高校生の頃にカナダへの長期留学、ヨーロッパ8カ国をバックパッカーとしてまわり、現在はオーストラリアで1年間インターンを行っている。nest(SB Japan Youth Community)3期メンターのほか、探究教育事業の運営など、多分野で活動中。

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