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高校では悲願の全国優勝を経験。ブラックミュージックをこよなく愛する大学生ベーシスト【久保田千惺・19歳】

高校では悲願の全国優勝を経験。ブラックミュージックをこよなく愛する大学生ベーシスト【久保田千惺・19歳】

気になる10代名鑑」の1011人目は、久保田千惺ちさとさん(19)。将来ベーシストとして活躍するべく、バンドサークルやゴスペルで演奏しています。高校生のときには軽音の全国大会に計4回出場したこともある久保田さんに、音楽のルーツやや将来の展望について聞いてみました。

久保田千惺を知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力を入れている活動は?

大学のサークルやインカレで、ベースの練習に励んでいます。いまは、大学のゴスペルサークルと、インカレ2団体でベーシストとして活動しています

以前からブラックミュージックに興味があったんですが、大学に入学後、演奏の半分くらいをゴスペル音楽が占めるようになりました」

 

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Q2. 活動を始めたきっかけは?

「最初は、星野源さんの音楽がきっかけでした。

小学生の頃から自然と元気をくれるような星野源さんの曲が大好きで、血肉になっているんじゃないかっていうくらい聞いていて。中学生の頃に、曲を聞きながら、星野源さんといっしょによく演奏しているハマ・オカモトさんというベーシストの音をよく拾っている自分に気づいたんです。そんなハマさんに憧れて、高校でベースを始めました。

そこから、星野源さんの音楽ルーツでもあるブラックミュージックへの探究心がどんどん芽生えていきましたね」

Q3. 活動にあたってのファーストアクションは?

高校の軽音部で『エーハーフディミニッシュ』というバンドを組んだことです。演奏を聴いて魅力を感じた部員に声をかけて、メンバーを集めました。

計4回全国大会に出場し、4回目で優勝することができました。初めて全国大会に出場して大阪の野外音楽堂で演奏したときは、ミュージシャンが苦しい下積みを経験しても音楽を続ける気持ちがわかったんです。ステージで演奏しながら、自分たちの音楽にのってくれるお客さんが見れたり、そのひとたちとアイコンタクトを取ったり、とても楽しかった思い出です。

自分たちの演奏に、応援の言葉や歓声といった何かが返ってくるという経験が、わたしが音楽を続ける理由にもなっています」

 

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Q4.  活動をする中でつらかったことは?

このまま進んで良いのだろうか、と未来に漠然とした不安を抱くことがあります。

高校生の頃に出会ったバンド仲間や大学で出会った音楽仲間のなかには、すでにバンドとして活動の幅を広げているひとたちがいて、まだ自分はスタートラインにも立てていないのではないかと焦りを感じることがあるんです。

でも、家族やそばで見守ってくれるひとたちと話していて『その場その場でチャンスを掴んでいけばいいんだよ』と声をかけてもらって。そこからは、『突き進んでもどうにかなるかもしれない』と少し自分を信じられるようになりました」

Q5. 将来の展望は?

ベーシストとして音楽を続けていきたいです。

高校生のときに出場した大会で、『ベーシストにならない?』と審査員に言ってもらえて。そのときからベーシストが将来の選択肢として存在していて、いまも同じ志を持った仲間を集めています。この仲間たちと、将来音楽を続けながら最終的には広いステージで演奏するのが目標です。

最近興味が出てきた人類学や経営学も大学で学びながら、大好きなベースも極めつつ、将来の方向を模索していこうと思っています」

久保田千惺のプロフィール

年齢:19歳
出身地:千葉県柏市
所属:国際基督教大学 The Clumsy Chorus、上智大学 SAfro FAmily、早稲田大学 The Naleio
趣味:お笑い、音楽鑑賞、カメラ
特技:美味しいコーヒーを淹れること
大切にしている言葉:「You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.」( Steve Jobs)

久保田千惺のSNS

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Photo:Nanako Araie
Text:Haru Ninagawa

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