
「気になる10代名鑑」の1039人目は、えあーどうがさん(18)。劇場で自分の映画を上映することを目標に、YouTubeで動画投稿をしています。運営するチャンネル『スプラッシュ!』の登録者数は7万人にも及ぶというえあーどうがさんに、動画にのめり込んだきっかけとなった出来事や尊敬するクリエイターについて話を聞きました。
えあーどうがを知る5つの質問
Q1.いま、いちばん力を入れている活動は?
「『スプラッシュ!』というYouTubeチャンネルを運営しています。
おもに、人気楽曲のMVを再現した動画や、海外のインフルエンサーを参考にしたパロディ動画などを作っていて。投稿した動画の中には100万回以上再生されたものもあって、現在は約7万人のひとにチャンネル登録をしてもらっています。大事にしているのは、再生数よりも『誰にどう届くか』という視点です。
他にも、他のチャンネルで動画編集を担当したり、学生クリエイターが集まるコミュニティ『CELL』にも参加したりするなかで、日々新しいアイディアや技術を学んでいるところです」
7万人!!!!!!! pic.twitter.com/sz4rtF5pI2
— えあーどうが (@AIRkamis) April 29, 2025
Q2.活動を始めたきっかけは?
「中学時代に文化祭のクラス動画を作ったことがはじまりでした。
いままで知らなかった同級生や先輩に声をかけられることもあったりして。こだわりを持って作った作品を届いたひとがいたという経験をしたことで、動画制作に取り組もうというモチベーションが高くなりました。
最初は、友人や家族には内緒で実際にYouTubeに動画を投稿し始めたんです。まずは自分が作りたいものを作るという感じだったのですが、思うように再生数が伸びない時期もあって……
そのような経験をする中で、人気クリエイターの動画を研究したり、流行の先取りをしようとリサーチを始たことで、徐々に数字も伸ばすことができるようになりました」
Q3.自身のクリエイティブに影響を与えたものは?
「動画制作をはじめたきっかけでもある、YouTuberのアバンディーズです。
アバンディーズの動画はバラエティのような視聴者を楽しませる動画から、1時間以上の長さにも及ぶような自主制作ドラマまであって。特にアバンティーズが製作した『スクールアウトサイダー』という映画に大きく影響を受けました。彼らのような、幅の広い表現ができるクリエイターになりたいなと思っています。
また、欅坂46の『エキセントリック』や『黒い羊』のような、短い映像でもストーリー性のある創作にも憧れています」
Q4.活動を通して、実現したいビジョンは?
「『リアルな場』で人の記憶に残る作品を届けたいです。
バラエティのような動画から映画、楽曲制作まで幅広く創作活動をし、実際に映像を劇場を借りて公開しているアバンティーズのように、僕も表現を追求するだけではなく、実際に作品を見てくれる方と空間や感情を共有できるような表現活動をしていきたいなと思っています」
Q5.今後の展望は?
「いまの僕にとって動画制作は『好きなことを突き詰めている時間』だと思っているので、まずは楽しむ気持ちを忘れずに、スキルを磨いていきたいです。その過程で、映画制作のためのチーム作りをはじめたり、チャンネル登録者数100万人を目標にしたりと具体的な行動にも移していきたいと思っています。
また、いまはコメディ色の強いコンテンツを作っているのですが、今後は、教育的に価値のある動画も作っていきたいと思っていたりもします。
あとは、冗談半分の夢ではあるのですが、『アイドルと結婚したい』という目標もあります(笑)。というのも、僕は、無謀な夢こそ生きる原動力になると思っているんです。だから、今後も大きな目標を掲げることで、それらを達成するために成長し続けていきたいと思います」
えあーどうがのSNS
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— えあーどうが (@AIRkamis) April 26, 2021
えあーどうがのプロフィール
年齢:18歳
生年月日:2007年1月30日
出身地:埼玉県
所属:CELL
趣味:櫻坂46の大園玲を応援すること。
大切にしている言葉:コンセントレーション
Photo:Nanako Araie
Text:Taisei Sawamura