
HELLO COLORFUL WORLD!!
こんにちは、アフリカ大陸東部のルワンダという国に住んでいる、カラフルパワフルで元気いっぱいな22歳のカナです!いま、わたしは現地コーディネーター、ITや音楽スタジオの運営事業などをしながら、現地のキラキラ輝いている若者たちの夢を叶えるお手伝いをしています。
Steenz Abroad第4弾ライターとして、この企画では、ルワンダの若者のトレンドや悩み、外国人としてルワンダに住むことのメリットやハプニング、そして私たち全員が参考にできるルワンダ人のハッピーマインドなど、ここでしか知ることのできないリアルをお届けします!
そもそも、どうしてアフリカに?!
中学生の私は、アフリカは、「アフリカ」っていう国一か国だと思っていました!
アフリカとは物理的に距離が遠すぎて、日本にいるとなかなか正しい情報が入ってこないのが現実。「アフリカは可哀想で、貧困で、動物たくさんで何にもない国なんだなあ」というのが、当時、わたしが抱いていたアフリカのイメージでした。
でも、高校に進学して、アフリカが54ヶ国もあることを知り、知らない世界にワクワクして、これは自分で見てみたい! と思ったのが始まり。15歳の時に、学校の研修プログラムで偶然にもアフリカに行くことになり、それからわたしの人生は一転! スーパーカラフル!
はじめてルワンダに来た15歳のころ、まったく英語が話せなかったけど、その分ルワンダを五感で感じ取れた気がしました。 言葉は理解できなかったけど、自然は豊かで、人は優しいし、勝手に可哀想だと思っていた田舎の子供たちは、夢に溢れていて、目がまっすぐで。「このチャンスを絶対掴んでやる」っていう子供達の眼差しを今でも鮮明に覚えています。
「あ、この国に、この大陸に絶対戻ってくる。ここが私のHOMEかも。」と、今まで探していた何かが見つかった気がしました。
ルワンダへ移住開始!
ルワンダ二度目の渡航で、人生を変えるいろんな出会いをしました。音楽で生きていきたいけど、お金がなくて、夢を形にすることができない若者たちや、ストリートチルドレン。
当時、18歳。ここまで自分の意志を持って思いを持って生きている人たちに出会ったことがなかったので、かなり衝撃をうけました。そして、そのようなド・ローカルなコミュニティと関わる中で、「ルワンダって貪欲パワーで溢れているかっこいい人たちがたくさんいるんだ!」と改めて思ったのと同時に、環境のせいで夢を叶えられない不条理な世界や、それに対して何もできないことに腹が立って、わたしも何か彼らがハッピーになることをしたい! と思いました。
そうして、ルワンダへの移住を決意し、人生は大加速! 最高! 楽しい!
ストリートチルドレンのママたちとパイナップル農園をやってみたり、ローカルすぎる1食100円以下のプレートを現地の人に販売するレストランをやってみたり……。
いろんなプロジェクトを経て、今は「ルワンダから最大限五感で学ばせてもらおうプロジェクト」というものを立ち上げ、日本の方をメインにコーディネートしたり、雇用が全く足りていない現状に、日本からITの仕事を受託したり、音楽を志す若者たちのために、音楽スタジオを運営したりしています。
こんなワクワクな可能性あふれるルワンダ。まだまだ世界にはルワンダの一面しか知られていないことが多いけど、映像からは知り得ない、面白い出来事や考え方、そしてわたしたち日本人とも共通する生き方がたくさんあります。そして、そうした現地ならではのルワンダのリアルをみて、少しでもルワンダに興味を持ってもらえたり、前向きな気持ちになってもらえるとうれしいです!
ではまた! Murabeho~
Edit:Himari Amakata