「気になる10代名鑑」の665人目は、古島虹さん(19)。アーティストになる夢に向かって、ダンスレッスンやボイストレーニングなど、日々努力を重ねています。韓国でダンスの勉強をして、ダンス業界で有名になりたいという野望を語る古島さんに、新しく始めた挑戦やこれからの展望についてお話を聞いてみました。
古島虹を知る5つの質問
Q1.いま、力を入れて取り組んでいることを教えてください。
「アーティストとしてデビューするために、ほぼ毎日、ダンスレッスンやボイストレーニングをしています。
以前は、とにかく技術を磨きたくて、一日中レッスンを受けていた時期もありました。でも、自分の体力や気持ちを無視してしまったことで、楽しむことを忘れてしまって……。そのときから、無理に追い詰めすぎず、自分のペースで整理しながら、向き合うようになりました。また、友だちと過ごす時間や息抜きの時間も大切にするようになって。技術の獲得はもちろん、表現活動も人生も、楽しみながら、毎日コツコツと練習に取り組んでいます!
また、“23歳までに、大好きなダンスを通した表現活動で生活できるようになる”という目標もあって。23歳という年齢はひとつの区切りではあるんですが、両親に心配をかけないためにも、この目標を達成したいです」
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Q2. 活動を始めたきっかけは?
「中学3年生のとき、『PRODUCE 101 JAPAN』というオーディション番組に出演していた、川尻蓮さんのパフォーマンスを見たことがきっかけです。
それまでは、勉強を頑張って、いい大学に行って、大きな企業に就職して……みたいな人生以外を想像したことがなくて。でも川尻さんのパフォーマンスを見てダンスの魅力を知って、気がついたらアーティストになりたいと思うようになっていたんです。
高校に入学して、すぐダンスを始めたかったけど、コロナ渦になってしまって。予定よりは始動が少し遅れてしまったのですが、入学して半年くらい経ってから、ダンスを本格的に習い始めました」
Q3. 活動する中での悩みは?
「本当に夢を叶えられるのかな……と、考えこんでしまうことです。この先、友だちが社会に出るくらいの時期になったときに、ダンスで生活できるようになっているのかとか、この道で失敗したらどうしようとか、やっぱり不安になってしまうんです。
だけど、いまの自分次第で、未来は変わるとも思っていて。いつどこで、どんなことが待っているかは、誰にもわからないから。ワクワクした気持ちをもちながら、目標に向かって、毎日努力を続けています。
少し気分が落ちてしまったときは、尊敬しているダンサーさんのレッスンに参加して、刺激をもらうようにしていて。夢へのイメージを膨らませて、自分を鼓舞し、やる気を出しています」
Q4. 最近始めた挑戦は?
「高校で出会った仲間とつくった、アートグループ『Gui:Des』での活動です。以前、Steenzにも出演していた、西脇駆くんやsikurehayuくんと一緒に、映像編集やプロデュース、作詞作曲など、いろいろな表現をグループでやっています。『Gui:Des』として音楽をつくって、作詞作曲からミュージックビデオの撮影、編集までやったり、『インナージャーニー』というバンドのミュージックビデオを制作させてもらったりしました。
僕はダンスの分野で貢献していきたいと思っていて。『Gui:Des』としてのこれからの活動を考えると、楽しみで仕方がないんです」
Q5. 将来の夢を教えてください
「自分の進むダンス業界で有名になることです。
もちろん、アーティストとしてデビューすることが目標なのですが、ダンスのインストラクターや振り付けにも興味があって。以前、ダンスの作品を出すときに、出演してくれるダンサーさんに振り付けする機会があったんです。それが、とても楽しくて。ダンスをつくったり、教えたりもやっていみたい。だから、アーティストになったうえで、ダンスの業界で大きな仕事を成し遂げたいです。
いまは、ダンスをもっと学ぶために、韓国留学を検討していて。韓国のダンスシーンはすごく盛り上がっているし、すごい振り付けができるダンサーさんもたくさんいるんです。韓国でしっかりダンスが学べるように、韓国語教室にも通い始めました。」
古島虹のプロフィール
年齢:19歳
出身地:神奈川県横浜市
所属:Gui:Des
趣味:猫と一緒にいること
大切にしていること:楽しむこと
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Photo:Eri Miura
Text:Kanon Yoshizumi