タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ「10代リアルVOICE」。
今回のテーマは「スマホのホーム画面、ロック画面」について。もはや生活必需品のスマホ。最近はスマホのホーム画面やロック画面をカスタムしている若者が増えているんだとか。そこで、今回は4人のティーンのスマホのホーム画面、ロック画面と、こだわりを聞いてみました。
1. SHU-TO.さん「好きなアーティストとアニメのAIアートを待ち受けに設定しています」
「『Dream by WOMBO』というアプリで描いたAIアートを、ロック画面とホーム画面に使用しています。ロック画面にはAIが描いた『LUNA SEA』を、ホーム画面には『カードキャプターさくら』のイラストを使用しています。どちらも好きなアーティストと好きなアニメなのですが、直接スマホの待ち受けに使うにはなんだか気が引けてしまって。意外と、人に見られる場所だったりするから……。
でも以前、SNS上でAIアートが流行していたとき、僕もアプリを入れて、好きな題材をAIに描いてもらったことがあって。人間には描けない未知の芸術性で題材を描いたAIアートのイラストにすごい感銘を受けました。そのときに描いたAIアートが気に入ったので、1年半以上、待ち受けとして使用しています」
2.Mana Nakamuraさん「気分でコロコロ変えています。アプリのボタンもオリジナル仕様に」
「ホーム画面もロック画面も、わりと気分でコロコロ変えていますね。 好きな人との写真とか、アニメや趣味、推しなどを設定することが多いです。いまは大好きなチェック柄です。あとは、アプリのボタンもオリジナルに変えたりしています。好きな気分で簡単に変えられる機能が最高です」
3. 寿樹さん「愛犬がかわいすぎてチェンジ。シャッフル機能を使って気分によって変えています」
「スマホのロック画面には、愛犬の画像を設定しています。もともと黒の背景にしていたんですが、愛犬がかわいすぎて、背景だけはこうなりました。 充電がないときは黒の背景に切り替えると、何となく充電持ちがいいような気がして、変えることもあります(笑)。
気分や状況に合わせて、iPhoneのロック画面を簡単に切り替えられるシャッフル機能を使って、コロコロ変えています。あと、スマホ全体が極力シンプルになるようにフォントを設定しているのもこだわりです」
4. 美羽さん「ビタミンカラーで明るい気持ちに。プライベートな情報はできるだけ避けています」
「友達からもらったプラムを壁紙にしています。ビタミンカラーで気持ちが明るくなる感じがします。好きなミュージシャンや友達との写真を壁紙にしていたことがあるのですが、壁紙って、意外といろんな人に見られているように感じたので、プライベートな情報は壁紙にはしないようにしています」
誰も気にしていないようで、意外と人から見られているロック画面。デフォルトの画像を使っている10代はひとりもおらず、それぞれ好きなものや推し、思い出の写真などを設定しているようです。また、気分に応じて頻繁に変えているという声も多く寄せられました。ロック画面やホーム画面に限らず、アプリのボタンやフォントをカスタマイズする強者も。スマホというのはパーソナルなものだからこそ、テンションの上がるものを設定しておきたいですよね。
Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya