2023.06.04 Teen's Snapshots

ベンチャーキャピタルでのインターン活動を通して、日本のスタートアップ業界を盛り上げたい【保谷崇人・18歳】

「気になる10代名鑑」の404人目は、保谷崇人たかひとさん（18）。日本のスタートアップ業界を盛り上げたいという思いから、ベンチャーキャピタルでインターンをしています。そんな保谷さんが活動を始めたきっかけや、影響を受けた人などについて深堀りしました。

保谷崇人を知るための5つの質問

Q1. いま取り組んでいる活動について教えてください。

「日本のスタートアップ業界を盛り上げたいという思いから、『F Ventures』というベンチャーキャピタルでインターンをしています。

そこで、日本最大の学生起業の祭典である『TORYUMON』の運営や、デザインやリサーチ業務、投資業務のサポートなども担当しています。7/22(土)にもイベントがあるので、スタートアップに少しでも興味があったら参加していただきたいです！」

【📢 #fv登竜門 7/22(土)東京で開催📢】

7/22(土)午後に東京ミッドタウン日比谷にて #fv登竜門を開催します！

豪華登壇者によるトークセッションやピッチコンテストを行います🔥

学生/U25対象、参加費は無料です、ぜひご参加ください！

申し込みはこちら↓https://t.co/dnLSb0FQib pic.twitter.com/jZreVNsF4Q

— TORYUMON @U25スタートアップの登竜門 (@TORYUMON_FV) May 22, 2023

Q2. 活動を始めたきっかけは？

「eスポーツにめちゃくちゃハマって、どうにかして関わることができないかと考えた結果、絵を描くことが得意だったのもあって、グラフィックデザインをやるようになったんです。クオリティにはそれほど自信がなかったのですが、プロチームや自分の所属するアマチュアチームのデザインを担当し、経験を積むことができました。少しずつクオリティを上げていって、そこから派生してお仕事ももらったりして。

そうした活動の中で仲良くなった、以前Steenzにも登場していた野田慶多くんが起業したのをきっかけに、起業に興味を持つようになりました。教育業界に興味を持っていたため、事業アイディアを捻り出して、投資家の方と壁打ちしたのですが玉砕して……。

このままじゃ野田くんに勝てないと思い、投資家サイドのことも学びつつ、多くの起業家と関わることのできるベンチャーキャピタルでインターンを始めました」

Q3. 活動を続けている中で、印象的だった出会いを教えてください。

「プロのeスポーツチームで運営をやっていた野田くんに、クライアントとデザイナーという関係で出会えたことです。何度か依頼をもらううちに仲良くなって、彼が当時住んでいた、香川県の家に遊びに行く仲になりました。

後日、塾の帰り道に雑談していた内容を、彼が事業ベースに書き起こしてくれたことがあって。最終的に方向性は変わりましたが、いつの間にか成長して、資金調達をするまでになっていました。なかなかできることじゃないなと。野田くんの優秀さは異次元で、いつも感心させられています」

しれっとプロフィールに追加してましたが、この度F Venturesのインターン生になりました…🙌
数年ぶりの高校生インターンらしいですが、高校生としてではなく一社会人として認められる実力を身につけられるように頑張ります！！
皆様何卒よろしくお願い致します！🙏

— Houya Takahito / F Ventures (@Liar1z) February 25, 2023

Q4. 活動をする中で、悩みがあれば教えてください。

「インターン先の先輩方と比べると、仕事のクオリティもスピードもまだまだなので、ちゃんと結果を出していかなきゃいけないなと思います。高校生のインターンを採るのは3年ぶりらしく、未来へ投資する感覚で選んでいただいたんだと思っているからこそ、それに応えられるよう頑張りたいです。

私的な悩みとしては、学校で毎日一緒にいるような、めちゃくちゃ仲のいい友達がいないこと、ですかね（笑）。個人的に、目上の人と関わるほうが楽な性格なんです。ただ、良くも悪くも、いろいろなところにいたいという思いがあるので、どの年代の人ともなるべく仲良くできるよう、バランスを意識して立ち回っています」

Q5. 今後の展望は？

「自分自身としては、スタートアップ至上主義ではないのですが、若い人たちがスタートアップというものをまず知って、”この企業はこれから成長しそうだな”という観点で企業を選んで、就職するようになればいいなと思っています。大企業がベストという考え方は、捨てたほうがいいと思うんです。

日本のどういったところを改善すれば、スタートアップ業界の規模を大きくできるのか、そしてそれを日本の経済の発展にどうつなげていけるのか。それに興味があって、大学で研究したいと思っています。そのためにも、F Venturesでの活動を通して、スタートアップの最前線で活躍出来る超若手として成長していきたいです」