Steenz(スティーンズ)
仙台の陰キャからトップYouTuberへ…。かっつーが教えてくれた、つらい過去を武器にする方法
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仙台の陰キャからトップYouTuberへ…。かっつーが教えてくれた、つらい過去を武器にする方法

Steenz(スティーンズ)

前回のインタビューでは、不満を抱えながら過ごした高専時代のお話を聞かせてくれた、YouTuber・かっつーさん(24)

高専時代に抱えたリアルな感情を、ド直球で発信し続けて人気者となり、UUUM所属のトップクリエイターとなった現在、過去の思い出たちとどう向き合ってるのか、さらに深い話を聞いてみました。

青春への渇望感こそ、クリエイションの原動力だ!

10代で味わえるはずの、キラキラした青春を誰より求めながら、それが手に入らず、こじらせていた日々。その状態から、どうやってプラスの方向に持っていったのか……とても気になります。今回は、そのあたりを詳しく聞いてみました!

10代を襲った、負のスパイラル

ー引き続き、よろしくお願いします。前回のインタビューで、望んでいた青春も、モテもなかなか手に入らなかったと言っていました。そんなかっつーさんを支えていたものは何ですか?

「いや、本当に何もなくて。ゲームが好きでやっていたんですけど、『人と違う人生を歩むためには、人一倍頑張らなきゃいけないから、娯楽の時間は無駄だ』って考えて、ゲームも楽しくなくなってきて

ーでも人と違う人生を歩みたい、という思いからは逃げなかった?

「とにかく、毎日が暗かったから、むしろそこから逃げたいっていう気持ちだったのかも。とはいえ、明確にやりたいこともあるわけでもないし、できることもない。そうすると、気持ちを発散できるところがないから、負の感情がどんどん蓄積していって……」

ーめちゃくちゃ負のスパイラルじゃないですか。

「でも結果として、その負の感情が、『認めさせてやる』とか『有名になってやる』とかいうエネルギーになったんだと思います。そのエネルギーがあったから、ありがたいことに、こうしていま、たくさんの人に知ってもらえてるんだと思います」

ーそのエネルギーを反転させるために、作戦を考えたりしたんですか?

高専時代は、本当に心が渇望してたから、頭で考える余裕なんてなくて。だから、ブログを始めたときも、YouTubeを始めたときも、かなり衝動的なアクションでした。でもいま思えば、衝動的に行動して後悔したことってほとんどないんですよ。

この間も『ちょっとお金欲しいな』と思って、パチンコに行ってみたんです。そしたら、4万円も負けて(笑)、『パチンコなんか二度とやるか!』って思って。でもそうやって思えたことに意味があるし、それも全部経験になるんですよ

いま頑張れば、過去を正当化させられる

ーその結果、登録者76万人を超えるYouTubeチャンネルをもつクリエイターへと成長したんですね。負の感情は解消されましたか?

「割と最近まで、動画づくりのモチベーションも、『モテたい』が占める割合は多かったんです。2年前のクリスマスにアップした動画とか見てみると、怨念が動画越しにも伝わってくるくらいヤバイですよ(笑)。

でもだんだんと続けていくうちに、楽しんでくれる人がグッと増えてきて。そうなってくると、純粋に面白いものを作りたい』っていう気持ちも徐々に大きくなってきました

ー動画づくりのモチベーションや取り組み方は変わりつつあるんですね。それでも過去のことを美化せず、ストレートに発信してるのはなんで?

「みんなが聞きたいことって、別に美しい話じゃないと思うんです。『人の不幸は蜜の味』じゃないけど、つらかった話とか、不満の代弁とか、そういうほうが喜んでもらえるんじゃないかなって。

でも苦い経験って、やっぱり人に言いたくないですよね。だから、僕がそれを発信することで注目してもらえるし、みんなが楽しんでくれるコンテンツにできれば、過去の自分のつらい思いを正当化できると思うんです

ーでは、かっつーさんの今後のビジョンを教えてください。

「ひと口に『面白い』と言っても、"interesting"とか"funny"とか、いろいろ意味があるじゃないですか。YouTuberって、それらを全部ひっくるめた、総合的な面白さで、世間から評価してもらえるんです。

だからこれからも、総合的に見て面白い人生を送りたいし、それをみなさんに届けられたらなって。人を笑わせたいっていう気持ちは、常に根底にあります」

環境に不満を抱く10代へ。逃げ出す以外の選択肢もある

ー最後に、自分が置かれている環境に不満を持っている10代に、何かアドバイスはありますか?

僕はYouTubeを総合格闘技だと思ってるんです。みんなおそらく、人生で培ってきた武器を全部使って戦っているんですよね。でもこれって、YouTube以外のフィールドでも同じことが言えると思っていて。

過去の苦い思い出が、現在では僕の武器になっている。逆に言えば、いまはつらい思いをしている人も、いつかそれを武器にできるんですよ。

つらい環境から逃げ出すっていう選択ももちろんあるし、それもいいとは思うんですけど、自分の行動で正当化させるっていう選択もあるんじゃないかな」

かっつープロフィール

1998年生まれ。宮城県仙台市出身。仙台高等専門学校卒業。UUUM所属のクリエイター。高専時代のエピソード、元銀だこ店員としての経験などを生かした、独自のコンテンツを配信。『YouTube shorts』を用いた動画でも注目が高まり、チャンネル登録者数は76万人にものぼる。

★YouTube

Photo:Kana Tarumi
Text:Yui Kato









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