Steenz(スティーンズ)
教員がLGBTQ+について学べるアプリを開発!自由であるために努力する高校3年生【ゆう猫・17歳】
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教員がLGBTQ+について学べるアプリを開発!自由であるために努力する高校3年生【ゆう猫・17歳】

Steenz(スティーンズ)

「気になる10代名鑑」の90人目は、ゆう猫さん(17)。学校の先生が、セクシュアルマイノリティについて学ぶためのアプリ『Teach for Rainbow』の開発をしています。自身がノンバイナリーだというゆう猫さんに、アプリ開発のきっかけやポリシーを聞いてみました。

■ゆう猫を知る10の質問

Q1. プロフィールを教えてください。

「現在高校3年生で、社会課題を解決するアイディアをアプリにするコンペ『Technovation Girls 2022』に参加しています私のチーム『Queers』は、小学校や中学校、高校の先生たちに対して、LGBTQ+や性の多様性の学びの支援をするアプリ『Teach for Rainbow』を開発しています

Q2. 活動を始めたきっかけは?

「もともとコンピュータやアプリ開発に興味があって、何かやってみたいと思っていたときに、『Technovation Girls』を知って、参加したのが始まり。そして、セクシュアルマイノリティに関する社会問題に興味があるメンバーが集まって、『Teach for Rainbow』のアイディアが生まれました

Q3. どうしてそのテーマを選んだんですか?

「セクシュアルマイノリティの問題は、当事者や専門家を学校に招いて授業してもらうだけでは、生徒に身近に感じてもらうのは難しいし、資金の関係で、それができない学校もあります。先生が普段から教えることができれば、生徒が自分事として考えるきっかけが増えると思ったんです

それに、当事者である私自身、学校の先生にもっと学んでほしいと思っていて。アプリだから低コストで、手軽に学べることもポイントです」

Q4. ノンバイナリーだと気づいたのはいつですか?

ノンバイナリーという言葉を知って、自分がそうだとわかったのは高校1年生のとき

だけど、小学生のころから、男子グループにも女子グループにも合わない違和感は感じていました。中学生になるころ、自分は周りと違うんだと気付いて、セクシャルティについて調べるようになった。高校生になってやっと、ほぼ自分にあてはまる言葉を見つけられたんです」

Q5. 活動するうえで大切にしていることは?

自分と社会の両方に大切だと思う活動をすること。面白いという気持ちだけで社会運動はやっていけないと私は感じていて。楽しい、やりたいと思えるかはもちろん、社会にどんな効果があるかも考えて活動しています」

Q6. 趣味はありますか?

映画やアニメを見ることと小説を読むことです。特にSFものが好きで、アニメだと『PSYCO-PASS サイコパス』や『攻殻機動隊』が特に好きです」

Q7. 生きるうえでのポリシーを教えてください。

自由であるために努力すること。教科書のある評論文で読んだ『自由であるために努力し続ける人だけが自由であれる』という文が心に残っています。周りを気にせず気ままに過ごすというよりは、努力して学び続けていたいなと思っています」

Q8. 最近新しく始めた挑戦は?

「人間の認知機能に興味があって、『左右と奇数・偶数の関係性』というテーマで認知科学を学び始めました」

Q9. 社会が「こう変わればいい」と思うことはある?

シスジェンダー(生まれたときに割り当てられた性と、自認している性が同じ人)、ヘテロセクシャル(異性愛者である人)が当たり前とされている社会が終わってほしい。そして、当たり前とは違った行動をする人が、排除されない社会になってほしいと思います」

Q10. 同じ時代を生きる10代にメッセージをお願いします

もし自分が多数派じゃないと思っても、恐れないでほしい。規範に縛られず、好きなことをがんばれるといいと思います」

■ゆう猫の今日のファッション

ジャケット・シャツ・パンツ/UNIQLO スニーカー/FILA

「最近ジャケットを着はじめて、自分好みのボーイッシュな恰好ができるようになったので、ファッションの楽しさを感じています」

■ゆう猫のSNS

★Twitter

Photo : Eri Miura
Text : Daiki Ido
Edit : Takeshi Koh


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