「気になる10代名鑑」の121人目は、よつばさん（18）。4月から文化服装学院に入学し、個性あふれる仲間たちと一緒に、ファッションの勉強に励んでいるそう。洋服と、ちょっとシュールなイラストを描くことが大好きだと話すよつばさんに、学校のことや創作のことなど、根掘り葉掘り聞いてみました。
■よつばを知る10の質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「茨城県出身の18歳です。4月から文化服装学院のファッション流通科に入学しました。同級生は個性的な人が多くて、刺激的な毎日です。まだまだ授業についていくのに必死ですけど、ファッションを中心に、いろんなことを学んでます」
Q2. いま力を入れている活動を教えてください。
「絵を描くことです！ 最近は、iPadで描いたお気に入りの作品をインスタに投稿してます。絵を描くのは昔からずっと好きで、中高のころから、授業中はノートに落書きばかりしてました（笑）」
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Q3. 絵を描くとき、大切にしていることは？
「描く前に、テーマを決めること。どんな作品も、何かしら意味がある絵にしたいんです。たとえばこの絵は、普段あまり描く機会がない『女の子』をテーマに、7時間ぐらいかけて描きました」
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Q4. なぜファッションの学校を選んだんですか？
「まわりにオシャレな友達が多くて、私自身、古着とか洋服がずっと好きだったんです。で、進路を考えるときに『文化でしょ！』って。流通科は2年生になってからコースを選べるので、将来の選択肢を狭めずに済むんじゃないかっていう気持ちもありました」
Q5. 普段どんなものからインスピレーションを受けて作品をつくっていますか？
「CDやMVのジャケット、街に描かれているグラフィティから影響を受けることが多いと思います。でも、『これ！』って感じで絶対的に参考にしているものはないかも」
Q6. 普段はどんな友達と過ごすことが多いですか？
「地元の友達ですね。どこかに出掛けるというよりも、近所の公園でおしゃべりしていることが多いです。みんなテンションが高くて面白いけど、悩みとかも気軽に相談できる、優しい人たちばかり！」
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Q7. 宝物はありますか？
「中学から付き合ってる彼が、誕生日プレゼントにくれたお財布。ヴィンテージ感のある赤い革や、ワッペン風のデザインが可愛くて」
Q8. 生きる上でのポリシーがあれば、教えてください。
「ちいさいときにNHKでやっていた『ジャム・ザ・ハウスネイル』というアニメで流れる曲の歌詞がすごくお気に入り。『猫が猫であるように、犬が犬であるように、全身全霊僕でありたい』というたった4行の歌詞なんです。
いまはネットで叩かれるリスクも高まっているし、人の目が怖いと感じることももちろんあるけど、どんなときでも全身全霊、自分でありたいなと思ってます」
Q9. 将来の夢を教えてください。
「まだ職業は決まってないけど、ワクワクがあふれるような、素敵な人生を送りたいです。描くことはこれからも続けていきたいし、いつかはアニメーションにも挑戦してみたいです」
Q10. 同じ時代を生きる10代にメッセージをお願いします。
「コロナのせいで、満足のいく学校生活ができていない人も多いと思いますが、私たちのペースでのんびり、でも世の中に負けないように、一緒に頑張っていきましょう！」
■よつばの今日のファッション
「今日のポイントはカエルのバッグです。どこのサイトで買ったのか覚えてないんですけど、珍しくてお気に入り。赤いパンツは、もともとセットアップだったもの。服は古着屋さんか通販で買うことが多いです」
■よつばのSNS
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Photo：Eri Miura
Text：Ayuka Moriya
Edit：Takeshi Koh
