「気になる10代名鑑」の100人目は、高校二年生のたまさん(16)99人目で登場してくれた松本英愛さんと一緒に、プロジェクト『.nemo』のメンバーとして活動しています。「やらないで後悔するよりやって後悔する」をモットーに生きていると話すたまさんに、10個の質問をしてみました。
■たまを知る10の質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「東京都出身の16歳です。都内の高校に通いながら、学生団体『.nemo(ポイント・ネモ)』の広報、一般社団法人Sustainable Gameの広報班として活動しています。どちらも中高生に対して、社会課題に触れるきっかけづくりについて考えたり、ワークショップを企画したりする団体です。
また最近はリベラルアーツの振興を目的に活動する、日本リベラルアーツ協会というところにも入りました」
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Q2. 活動をはじめたきっかけは?
「先輩のインスタ投稿がきっかけです。ゼロからイチをつくる経験をしてみたかったので、.nemoが立ち上がったばかりのときに、メンバーになりたいと手を挙げました」
Q3. 行動力の源はどこから?
「『やらない後悔より、やって後悔』が人生のモットーなので、自分の直感を信じて、『楽しそう』と感じたものはなんでもやってみるようにしてます。まだ興味の軸が定まってないからこそ、高校生のうちは、自分がいつか本気で将来やりたいこと、成し遂げたいことのためにがむしゃらに動いてみようと思っています」
Q4. これから挑戦してみたいことはありますか?
「いずれは、国を動かす仕事に就きたいです。自分の考えで国を動かせるというか……国というひとつの大きな作品をつくれると思うとワクワクするんです。そのためには勉強を人一倍頑張らなきゃと思って、日々励んでいます。いつかは、日本初の女性総理大臣になれたらいいな、とか考えたり。
あとこれは夢というより願望に近いですけど、彼氏が欲しいです(笑)。一緒に勉強するとか、制服で放課後デートをしてみたい!」
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Q5. 普段はどんな友達と過ごしていることが多い?
「.nemoのメンバーや学校の子ですね。自分の軸や興味・関心がはっきりと定まっている子が多い気がします。渋谷近辺にいることが多いので、よく近くのごはん屋さんやカフェに一緒に行きます」
Q6. どんなときに幸せや生きがいを感じますか?
「人と話してるときです。人と関わることで新しい発見やアイデアが浮かんでくるから。団体の活動を通していろいろな人と話していく中で、いま、すごく『人』というものに興味が湧いていて。『ひょっとして人間って、この世でいちばん面白い生き物で、ひとりひとりが芸術作品なんじゃない?』って考えてます」
Q7. 宝物があれば、教えてください。
「親友からもらった手紙です。彼女は私のよき理解者でもある親友で、二年前に香港に行ってしまったんですが、今でも頻繁に連絡を取っています。つらいときも、そうでないときも、突然電話できるような関係で、ずっと大事にしていきたい存在です」
Q8. 趣味はありますか?
「FPSゲームをすること! 小学生のころ、パソコンでww2というゲームを見つけて、そこからハマりました。最近では、ずっとやってみたかったApexを始めて、毎日没頭してます」
Q9. 社会がもっとこう変わればいいのに、と思うことはありますか?
「誰もが声を上げなくても、生きやすい社会になってほしい。特別にカミングアウトしなくても、人の目を気にしなくても、自然に溶け込めるような……そんな、自然体でいられる世の中になればいいのになと思います」
Q10. 同じ時代を生きる10代にメッセージをお願いします。
「よく『私なんて全然すごくないから』とか『平凡だから』って自分を卑下してる人がいるけど、絶対にそんなことはないと思います。まわりと比べすぎず、自分の興味を持っていることや自分自身に、もっと自信をもっていきましょう!」
■たまの今日のファッション
「なんちゃって制服を意識したコーデです。普段からパーカーとかスニーカーとか、動きやすい服装のことが多いかな。スマホケースには名刺を入れています」
■たまのSNS
Photo:Eri MiuraText:Ayuka MoriyaEdit:Takeshi Koh