今回の“Hao in UGANDA”は、ウガンダでの誕生日の過ごし方について紹介します。
アフリカでは、誕生日の祝い方が民族や地域によって異なります。ウガンダでは、都市部の若者が、パーティーやレストランで誕生日パーティーを開く一方で、自分の年齢や誕生日を知らないというお年寄りに出会うこともあります。
先週、わたしはウガンダで24歳の誕生日を迎えました。日付が変わる瞬間には、わたしが働いている音楽フェスのメンバーがお祝いをしてくれました。そのまま友人が経営しているクラブに行き、朝までパーティー。なんともウガンダらしい誕生日の過ごし方でした。

その後、帰宅してすぐにパッキングをして小旅行に出かけました。車で7時間ほどかかる、コンゴ民主共和国に近い西ウガンダへの旅です。長旅ということで、友人が誕生日プレゼントとしてプライベートタクシーを手配してくれました。

朝、運転手がお家まで迎えに来てくれ、7時間後、ついに目的地のFort Portal(フォート・ポータル)という地域に到着しました。中心地を抜け山に入ると、道路は一切舗装されておらず、泥道でした。すると、あたり一面が霧に包まれ、スコールが降ってきました。宿までもう少しというところで、スコールの中、急斜面を車で降りようとすると、ズルズル!!! 車ごと山の斜面を数メートル滑ってしまいました。一瞬で恐怖感に襲われ、車を降りて土砂降りの中、宿に向かうことに。
びしょびしょになりながらやっと着いた宿は、なんとツリーハウスでした! あたり一面が森に囲まれた場所に、急に現れたツリーハウスは、自然に溶け込み、絵本の世界に出てくるよう。実はわたしは、幼いころからツリーハウスが大好きで、いつか自分で建ててみたいと思うこともあります。

ウガンダならではの壮大な手付かずの大自然の中にひっそりとたたずむツリーハウスで誕生日を過ごせるとは、まさに夢のようでした。
ツリーハウスでひと息ついたあとは、雨が止んだので、散歩に出ました。散歩といっても雨が止んだ後の山の中なので、難易度の高いハイキングコース。途中、村の子どもたちと追いかけっこをしたり、ヤギの赤ちゃんに遭遇したり。何よりも、横目に広がる山からの眺めは『ジュラシック・パーク』のよう。

すると、またスコールが降り始め、びしょ濡れになりながら雨宿りができそうな場所へ走りました。幸運なことに山の中に5軒ほど小さな建物があり、そこには村の人も集まって雨宿りをしていました。そこは周囲で唯一屋根がある場所らしく、ニワトリも子どもたちも走ってやってきました。

その後も、雨が降り続け、諦めたわたしは濡れながら帰宅することにしました。1時間半ほどの帰り道、雨は写真を撮る余裕もないほど激しさを増していました。
下着から運動靴まで濡れ切った状態でツリーハウスに着き、その後はシャワーを浴びていつのまにか眠りに落ちていました。
天気に振り回されたわたしの誕生日はなんともトラブルだらけの一日になりました。しかし、その雨の恩恵でツリーハウスを囲む青々とした草木があの絶景をつくりあげてくれているのだと思うと納得できます。東西南北の魅力が多様性豊かなウガンダですが、今回もまた新たなウガンダの魅力を発見した経験になりました。






