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音楽×環境保全の試み「エレメンツ・ミュージック&アーツ・フェスティバル」に注目!【Steenz Breaking News】

音楽×環境保全の試み「エレメンツ・ミュージック&アーツ・フェスティバル」に注目!【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、Steenz Breaking News。今日は、環境対策プログラムを組みこんだ音楽フェスについてご紹介します。

アメリカで開催されるサステナブルな音楽フェス

8月7日から9日にアメリカ・ペンシルベニア州ポコノ山脈の中心部で開催される音楽フェス「エレメンツ・ミュージック&アーツ・フェスティバル(以下、エレメンツ)」。開催数としては、今年(2026年)で9回目です。

エレメンツの特徴のひとつは、環境保護や保全を意識したプログラムが組みこまれていること。野外フェスなどでたびたび問題となる、ゴミや閉演後の清掃問題などを、フェスの参加者も巻き込み改善する事例として注目されているのです。

「エレメンツ・ミュージック&アーツ・フェスティバル」の注目ポイントは?

ここからは、エレメンツの注目ポイントを見ていきましょう。

ひとつ目は、環境プログラムをゲーム化したことです。参加者が会場内の清掃や後片付けを、競い合いながら自発的におこなうようになりました。ふたつ目は、サステナブルな取り組みを体験できる参加型センター「エコハブ」の存在です。リッタービンゴやスラムジャンク、エレメンタルスカベンジャーハントといったアクティビティに参加でき、ゴミの分別や収集を遊び感覚で楽しみながら学べます。

そして3つ目は、「スワップショップ」の設置。スワップショップとは、不要になった物を物々交換できる店舗やイベントのことです。フェス内では、収集したゴミを再利用可能な商品やフェス専用のグッズと交換できます。そのほかにも、会場内には移動式のリサイクルトラック「レネゲード・リサイクリング・トラック」が走っているとのこと。昼間は参加者に適切なゴミの分別方法を伝え、夜になると会場内の清掃を行った参加者に景品を配る専用のカートに変身します。

 

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ちなみに会場内にはカーボンコンポストも設置されており、会場内で出た有機廃棄物を、堆肥化し土壌に戻す取り組みも進められています。2025年には、9,500ポンド(約4,300キログラム)以上を堆肥にしたそうです。

実際の効果は?

サステナブルな取り組みが盛りだくさんのエレメンツですが、実際にどのような効果があったのでしょうか。

具体的に挙げると、2025年に開催した際は4日間で359,000ポンドを超える廃棄物を処理。埋立地行き予定だった56,000ポンド以上を転用し、廃棄物転用率15.64%を達成しました。こうした数字はもちろんですが、さまざまな企画により参加者の意識が高まり、環境保全に対し責任感を抱くようになったことも評価されているようです。

サステナブルを意識する音楽業界

世界中で広がるサステナブルな音楽フェス。エレメンツのように、楽しみながら結果も出ているのはもっとも理想的な形ではないでしょうか。そういったイベントが、もっと増えると嬉しいですね。

以前Steenzでは、音楽業界の環境対策について触れた記事も公開されています。日本の事例も紹介されているので、よければチェックしてみてください。

Text:Yuki Tsuruda

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Yuki Tsuruda

ライター

鹿児島県在住のフリーライター。販売職や事務職を経験後、2020年5月からフリーランスのライターへ。執筆ジャンルは、ものづくりやSDGsなど。

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