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野球からお笑いの道へ。尊敬する大先輩・ヤーレンズとの同じ舞台を目指し、M-1準々決勝を狙う大学生芸人【柿澤るうす・19歳】

野球からお笑いの道へ。尊敬する大先輩・ヤーレンズとの同じ舞台を目指し、M-1準々決勝を狙う大学生芸人【柿澤るうす・19歳】

「気になる10代名鑑」1332人目は、柿澤るうすさん(19)。高校1年生のときから「ハイスクール漫才」で3年連続決勝進出を果たし、現在はM-1グランプリ準々決勝を見据えて大学のお笑いサークルで活動しています。10年間続けた野球を辞め、お笑いの世界に飛び込んだという柿澤さんに、笑いにかける情熱と、尊敬する先輩・ヤーレンズとのエピソードについて聞きました。

柿澤るうすを知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力を入れている活動は?

「漫才に全力投球しています。

いまは大学のお笑いサークルに所属しながら、相方といっしょにM-1に向けたネタの精度を上げるために、ライブなどで日々漫才を磨いていて。

目標は『M-1グランプリ』で準々決勝に進出し、その年のアマチュアでいちばんいい成績を残した組に贈られる『ベストアマチュア賞』をとることです。準々決勝に行けば、ベストアマチュア賞を狙えるんじゃないかと思っていて。優勝の前段階として、まずはそこに照準を合わせています」

Q2. 活動を始めたきっかけは?

もともとは親の影響で、小学1年生から高校1年生まで10年間野球をやっていました。

名前の『るうす』も、野球の神様と呼ばれるベーブ・ルースが由来なほどです。でも、実際は野球があまり好きではなくて……。練習も週7日あって、朝練も夜遅くまでの練習も、とにかくしんどかったんです。

そんなとき、中学からの友人と『ハイスクール漫才』という大会があることを知りました。最初は厳しい部活動からの逃げ道のような気持ちもありましたが、1年生でいきなり大阪の決勝大会まで勝ち進むことができたんです。

『好きなことをして褒めてもらえる』という喜びをはじめて知り、これほど楽しいことはないとのめり込んで。その実績を見て、それまで厳しかった親も『こんなに頑張っているなら』と応援してくれるようになり、本格的にお笑いに注力する決意が固まりましたね」

Q3. 活動をする中で、大切にしていることは?

圧倒的な技術と安定感です。見ている人が『この人たちはネタを飛ばさない』と安心できるような、プロっぽい空気感を出すことを強く意識しています。

というのも、もし目の前でやっている人がネタを飛ばしたと観客が感じてしまうと、見ている側も緊張してしまい、笑えなくなってしまうからです。だからこそ、セリフを噛まないことやテンポの速さはもちろん、絶対にネタを飛ばさないための練習を徹底しています。

また、相方とぼくは北海道出身ですが、関西の人は日常会話がすでに漫才のように面白いなと思っていて。そんな人たちに勝つには、発想と技術、そして3分間の中に笑いどころを詰め込む『手数』で上回るしかないと考えています」

Q4. 活動をする上で、印象的だった出会いは?

ヤーレンズの楢原真樹さんとの出会いです。

高校3年生のころ、北海道でのライブ出演をきっかけに連絡先を交換した楢原さんから、間違い電話がかかってきたことがありました。夜中の3時でしたが、このチャンスを逃したくないと思って必死に15分ほど話をつなぎ、『M-1の3回戦に進出したら東京で会ってください!』とお願いしたんです。

無事に突破して会いに行くと、プロでもないぼくを本当に真摯にかわいがってくれました。まだ2回しか会っていないのに家に泊めてくださり、いっしょに銭湯に行ったこともあります(笑)。いまも、ぼくが送ったネタの動画に対して、ものすごい長文でアドバイスをくれることもあります。

あこがれの先輩と同じ舞台に立つことを夢見て、日々練習を重ねているんです」

Q5. 将来の展望は?

お笑いでご飯を食べられるようになることがいちばんの目標です。そして、いつか『27時間テレビ』の司会をやりたいですね。

最近は、料理や一人旅行など、人格形成につながるような趣味もたくさん始めました。人間としておもしろければ、たとえ失敗しても見てもらえると教わったからです。

理想は、M-1の準決勝でヤーレンズが決勝進出を決め、ぼくたちがベストアマチュア賞として同じ舞台でオープニングアクトを務めること。大好きな人たちといっしょに、おもしろいことを追求しながら生きていきたいです」

柿澤るうすのプロフィール

年齢:19歳
出身地:北海道札幌市東区
所属:駒澤大学、早稲田大学お笑い工房LUDO、埼玉大学お笑いサークル無印
趣味・特技:ゲーム、料理、麻雀、一人旅行、映画鑑賞、言葉の文字数を当てる、無尽蔵のスタミナ
大切にしている言葉:自分の人生は自分が主役じゃなきゃならない。(バナナマン設楽統)

柿澤るうすのSNS

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Photo:Nanako Araie
Text:Selna Iwasa

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Seruna Iwasa

ライター

2004年生まれ、埼玉県出身。立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科在学。カナダの高校に通っていた際に「セントリベル」を立ち上げ、現在も代表を務める。中高生のキャリア教育に関わる「ディスカバ!」でもメンターも担う等、幅広く活動している。

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