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ヨーロッパやアジアでも!世界中に広がる「緑のバス停」とは?【Steenz Breaking News】

ヨーロッパやアジアでも!世界中に広がる「緑のバス停」とは?【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、Steenz Breaking News。今日は、各国で進むバス停を活用した緑化についてご紹介します。

「バス停の緑化」が生物多様性や猛暑対策に

近年、世界中で進められているバス停の緑化。そもそも、なぜ緑化が推進されているかというと、周辺の冷却効果や美観上の価値上昇、ミツバチや蝶など、花粉を運ぶ昆虫たちを引き寄せられる点、都市部に自然を取り入れられる点など多数のメリットが関係しています。

「バス停のような小スペースでも本当に効果はあるの?」と疑問を抱く方もいるかもしれません。たしかに、ひとつひとつは小さな緑地です。しかし、全体で見れば大きな効果が見られると期待されているのです。

世界の事例を紹介

たとえば、アメリカ・ボストン市では、バス停の屋上緑化改修工事により、30カ所に緑の屋根を設置しました。交通量が多く暑さが厳しいバス停に設置したことにより、猛暑の緩和だけでなく豪雨による浸水被害の軽減にも貢献しているそうです。

そのほかにもオランダ・ユトレヒト市では、300基以上の緑のバスシェルターを設置。ミツバチにとって安全な移動経路と食料源を提供したことにより、個体数も安定しつつあります。またイギリス・レスター市では、都市内にある30カ所のバス停の屋根に、野生の花や花粉媒介者が好む「セダム」という植物を設置。ハチの保護はもちろん、それ以外にも雨水の吸収やヒートアイランド現象の緩和などにも役立っているそうです。

緑化対策は日本でも

実は、日本でもバス停の緑化対策は進められています。推進する地区のひとつが、新宿区です。バス事業者の協力のもと、停留所の上屋に「テイカカズラ」という植物を植えています。開花時期になると、小さな花が咲き利用者を楽しませてくれるそうです。ヒートアイランド現象の緩和や生物多様性面での効果だけでなく、人々の心に癒しを与えてくれる点も緑化対策の良い面といえるでしょう。

 

そのほかにも、10年以上前の事例になりますが、バス停ではなくバス自体を「苔」で覆うというユニークな取り組みが行われたこともありました。日本でもさらなる緑化推進対策が行われることを期待したいですね。

Reference:
Green Bus Shelters are Blooming Around the World|Happy Eco News
Bus Shelter Green Roofs|Boston.gov
leicester transforms thirty bus stops into green-roofed ‘bee stops’|designboom

Text:Yuki Tsuruda

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Yuki Tsuruda

ライター

鹿児島県在住のフリーライター。販売職や事務職を経験後、2020年5月からフリーランスのライターへ。執筆ジャンルは、ものづくりやSDGsなど。

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