
Steenzでも度々特集を行ってきた、“00年代生まれによる、00年代のための音楽プロジェクト”『from00』。今回は、このプロジェクトから5月20日に楽曲をリリースした、千夏さんが登場してくれました。普段は弾き語りのスタイルで音楽活動をしている千夏さんに、今回はプロジェクトや新曲『MIGAKU』に込めた想いを語っていただきました。
A&Rとの対話によって、インスピレーションが湧いた

-さっそくですが、普段の音楽活動について教えてください。
「TikTokやInstagramを中心に、ギターの弾き語りを投稿して活動しています。これまではギターで作ったオリジナル曲のワンコーラスを投稿してきたのですが、今回のプロジェクトのようにフル尺でオリジナル曲を発表したのは初めてです。
普段は、新曲の『MIGAKU』のようなクールなテイストの音楽だけでなく、バラードだったり、もう少し明るい雰囲気のものも作ったりしています」
―では、今回のプロジェクト「from00」に参加したきっかけは?
「そもそもプロジェクトに声をかけていただくということ自体とてもありがたいことですし、そこから生まれる繋がりで、普段の活動では経験できないことができると思ったので、もう参加するしかない! という気持ちでした」
―今回、同世代のクリエイターがA&Rとして楽曲制作に参加したんですよね。いかがでした?
「私の担当だった美音さんは、とても優しくて、年齢も近いので、すごく話しやすい印象でした。誰かとひとつのコンセプトを目標にして世界観をつくる体験は、すごく新鮮で。美音さんはすごく細かく指示をくださったので、とても助かりましたね。
最初にコンセプトの内容を伝えられた時に、どういう方向性で楽曲制作をしていくのかをA&Rと話し合う時間が設けられていていたんですけど、自分ひとりで考えるとまとまりにくかったり、コンセプトの意図を汲み取りにくかったりするんですよね。でも、美音さんと話したことで思考が整理されて、インスピレーションが湧きやすかったです」
-プロジェクトの中で印象的なエピソードがあれば教えてください。
「MV撮影は初めての経験で、めちゃくちゃ緊張しました(笑)。カメラに撮られることも慣れてなかったですし、周囲に10人ぐらい人がいる中で撮影をしたので、はじめはガチガチでしたね」
-このプロジェクトを経験したうえで、今後の活動に対する想いを聞かせてください。
「普段個人で活動していてる身からすると、今回のプロジェクトではたくさんの人と関わって、協力しながら創作をしたことに、大きなやりがいを感じました。トラックメイクを14歳のアーティストに担当していただいたのですが、自分ひとりでは思いつかないような新しい魅力を引き出してもらえて。やっぱり音楽って繋がりが大事だと思いました。たくさんの人と関わりながら活動をしていきたいと改めて思いました」
思考の転換を促す鋭いメッセージを、柔らかな歌詞で伝える

-では、今回の楽曲『MIGAKU』について聞かせてください。まず、楽曲テ―マとして「AIとの共存」を提示されたときの率直な感想は?
「最初のミーティングでテーマを知った時、AIに対して肯定的な意見の人か、マイナスな捉え方をしている人か、どっちに向けての曲を作るのかで悩みました。A&Rと話し合うなかで、マイナスな部分も理解しつつ、そこを踏まえて前向きな曲を作りたいっていう方向性が定まったんです。結論が出た次の日には、デモをつくって送りました。方向性が定まってからは、すぐに曲が完成しましたね」
―ズバリ、どんな楽曲が出来上がりました?
「今回のプロジェクトのコンセプトが『映された きみは なにもの?』なので、それを踏まえて鏡をモチーフにした歌詞になっています。AIって活用の仕方でプラスにもマイナスにもなるので、マイナスになりうる部分を自分でどういう風にプラスに変えていくかを考えてもらいたくて。何事も自分次第、思考と視点の転換によっていろんな物事が見えてくると思うので、それを伝えるための歌詞になっています。
メロディに関しては、口ずさみやすいサビが出来上がったと思いますね。キャッチーで覚えやすいのがポイントです」
-楽曲制作の中で意識したポイントはありますか?
「今回この曲を作るにあたって、今まで読んできた小説や、心理学の本から降りてきた歌詞が多くて。具体的には、アルフレッド・アドラーの思想ですね。無意識にこれまでのインプットが反映されていると思います。
あと、今回の曲はメッセージ性が強いのですが、伝えたい内容が深いからこそ、聴き手に重く捉えられすぎないように考えて作りました。伝えたいことは鋭いけれど口調は丸いというか、柔らかで少し楽観的な感じにも聞こえるように意識しました」
―最後に、どんなシチュエ―ションでこの楽曲を聴いてほしいですか?
「曲調自体は、グルーヴ感があって盛り上がれると思うので、大人数でノリながら聞いてほしいです!」
―ありがとうございました!

from00のSNS
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【Artist】千夏
愛媛県出身の18歳。TikTokを中心に弾き語り動画を投稿し、オリジナル楽曲の制作も行う、特徴的な声と歌い方を魅力とするシンガーソングライター。カバー曲の弾き語りも行い、SNSを中心に活動中で、日々動画制作や投稿に取り組んでいる。 pic.twitter.com/WsbLSbGxUj
— from00 (@_from00) May 21, 2026
★TikTok
@from00_ 『MIGAKU』/from00,千夏(@poteito_070) アレンジャー・トラックメイカー:the BL00M HARU(@the_bl00m_haru) MVとメイキングの一部を先行公開👀 MV Director: 梅木陽一 / Yoichi Umeki(@yoichi._.umk) 衣装提供:@chappie.wearhouse 生活の中の何気ない瞬間を拾い紡ぐアーティスト、千夏。 正しさばかりが求められる世界で自身を余白のあるキャンバスとして捉え、自分の「美学」を磨き続ける姿勢。メロウで儚い歌声の奥には、揺るぎない芯の強さが宿る。情緒豊かな旋律が、自分の足音を信じて歩むための静かな活力をくれる一曲。 2026.05.20 Digital Release 各配信サイトにて配信中 Download & Streaming https://from00.lnk.to/MIGAKU #千夏 #MIGAKU #きみはなにもの #from00_3 #from00 ♬ オリジナル楽曲 – from00
配信情報
5月13日リリース『正体』/from00 feat.Lufure
5月20日リリース『MIGAKU』/from00 feat.千夏
5月27日リリース『愛よ』/from00 feat.LoopsTop
6月3日リリース『ハルシネーション』/from00 feat.KITOKA
6月10日リリース EP『きみは なにもの』/from00
text:Yuzuki Nishikawa






