
世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、ヨーロッパで広がるリペア文化についてご紹介します。
世界的に高まる、修理・再利用して大事に使う意識
循環型経済の推進やサステナブル意識の高まりから、近年はものが壊れても修理して使ったり、再利用したりする流れが浸透しつつあります。SNSでも、衣服やカバン、インテリアなど、自分でリメイクしたアイテムを載せている人を見かけます。
こうした修理・再利用の動きは世界中で起きており、住民が主導してアクションを起こしているところもあるようです。
ポートランドでおこなわれる地域住民主導の修理イベント
アメリカ合衆国オレゴン州の都市、ポートランドでは、各地で共有スペースを活用し、家庭用品を無料で修理する「リペアカフェ」が開催されています。スペース内には、故障したトースターやランプ、衣類などが持ち込まれ、カフェのボランティアスタッフが無料で修理し、廃棄を防いでいるのだそう。
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また、修理するだけでなく修理方法も教え、持ち込んだ人が自ら直せるようになることも目的としています。自分で修理できれば次に壊れたときも直せますし、その技術を誰かに教えることも可能に。さらなる持続可能性にアプローチするだけでなく、教えあうことにより、修理イベントの枠組みを超えた人々の交流の場としても機能しているのです。
アイルランドでは修理・再利用コミュニティが拡大中
アイルランド全土では、修理と再利用を推進する多様な地域活動がおこなわれています。例えばティペラリー州・クロンメルの「サーキュラー・スクエア」には、ボランティアが運営する修理工房、おもちゃの貸し出しコーナー、裁縫室があります。人々はこのスペースを活用し、ものの修理方法やアップサイクル方法を学び、おもちゃのレンタルや技術交流もおこなえるそうです。
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その他にも、ダブリンではアイルランド郵便公社などが「PostBack」というプロジェクトを実施。同プロジェクトは、無料の寄附用バックに不要な物を入れ専用のお店に持っていくと、再販してもらえる仕組みです。これまでに再販されたアイテムは、20万5000ユーロ以上の価値を生み出しました。
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日常に「直して使う」を取り入れてみよう
世界的に広がる「修理・再利用」の意識。日本でも、リペアをテーマにしたイベントが開催されることが増えてきました。興味のある方は、調べて参加してみてくださいね。「イベントに参加するのはハードルが高い……」と思う方は、SNSなどでリペア関連の発信をしている人をチェックして、真似してみるとよいかもしれません。自分にあった方法で、楽しみながら挑戦してみてください。
Reference:
Home|Repair PDX
The community repair movement in Portland is proving that fixing what is broken can strengthen neighborhoods while reducing waste.|Happy Eco News
A Circular Economy Repair and Reuse Community Grows Across Ireland and Europe|Happy Eco News v






