Steenz Breaking News

東日本大震災から15年。防災を自分ごと化するために【Steenz Breaking News】

東日本大震災から15年。防災を自分ごと化するために【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする「Steenz Breaking News」。今日は、3.11を前に、いま改めて考えたい災害への備えについてご紹介します。

3.11から15年

2011年3月11日に発生した東日本大震災から、15年が経とうとしています。10代の方にとっては、生まれたころのことであり、自分の体験として被災状況を知っている、覚えているというより、身近な方からの伝聞や、映像の中で知ったという方も多いのではないでしょうか。

今日は、いま改めて自分ごととして考えたい防災について、紹介していきます。

防災対策は若年層ほど後回しに?

花王が運営する「My Kao くらしラボ」の調査によると、日常的に不安に思っている災害は、全年代で「地震」が最も多い結果となっています。しかし、その不安度は年代が下がるにつれて低くなり、若い世代ほど「あまり不安を感じていない」傾向が見られます。

また、「自然災害やライフラインの事故に備えて、日頃から備えている」と回答した人の割合にも年代差が見られたようです。70代から60代では半数を超えますが、40~50代は45%、20~30代では40%にとどまり、若年層ほど備えが十分にできていない状況が伺えます。

まずは「ペットボトルの水」でOK

備蓄品の中で最も多く備えられているのは、どの年代でも「飲料水」でした。しかし、その水ですら、20~30代で備えている人は38%にとどまってることがわかりました。さらに、水以外の非常食や日用品などの備蓄は、いずれも3割未満です。具体的な防災グッズでも、若年層の準備不足が見られます。

備えていない理由で最も多かったのは、「面倒で後回しにしている」が38%。さらに「何を備えればいいかわからない」が33%、「金銭的余裕がない」が31%でした。「いつかやろう」と思っても何もしていない。そんな人が多そうな結果です。

高額な防災グッズを一気に備える必要はありません。ペットボトルの水やお茶、常温で保管できるレトルトのご飯やおかずを多めに買っておくことを「ローリングストック」といい、立派な防災のひとつ。水や食事は被災してもしなくても、必要になるものです。無駄になることはないので、ぜひ、多めに備えておく習慣をつけましょう。

「学ぶ」「備える」体験で防災を自分ごとに

被災地を訪れることも、防災について見つめなおすきっかけになるかもしれません。岩手県宮古市にあるリゾートホテル「休暇村陸中宮古」では、「田老学防災ガイド&防災グッズ付き宿泊プラン」がスタートしました。岩手県宮古市の沿岸部にある太郎地区は、17mを超える津波に襲われ甚大な被害が発生した場所です。

その記憶と教訓を次世代に伝えるために、震災遺構に入り被災の様子を伝える宮古市田老「学ぶ防災ガイド」体験と、防災グッズセットがプレゼントされるプランになっています。実際の現場に入り、現地の方のお話を伺うことで、「自分の身に起きたら」を考えることができるようになります。

15年が経ち、復興が進んだ宮古市。夕食には三陸のシーサイドビュッフェをいただくことができますし、近隣の市場や観光施設で遊ぶこともできます。旅行の計画に入れてみてはいかがでしょうか。

防災のニュースを見たら、防災アイテムをひとつ増やす

地震だけでなく、台風や浸水といった災害が毎年起きている日本。それは毎年、誰かが被災者になっているということでもあります。次は自分かも、という意識を持つことが大切です。防災のニュースを見たら、防災アイテムをひとつ増やすのも、いい方法でしょう。気負わずに、日常の中で災害対策をしていきましょう。

References:
My Kaoくらしラボ 「地震だけじゃない!災害を自分ごとに。調査で見えた防災の備えの課題」
休暇村陸中宮古

Text:Itsuki Tanaka

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Itsuki Tanaka

ライター

フリーランスのライター。食、農、環境領域 /博物館好き/コーヒー、アイス、チョコも好き。

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