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ソロリティってなに?アメリカの大学にある女子社交クラブの謎!Minori in Indiana #06【Steenz Abroad】

ソロリティってなに?アメリカの大学にある女子社交クラブの謎!Minori in Indiana #06【Steenz Abroad】

Hi guys! I’m Minori from Indiana 🙂

楽しかった冬休みも終わり、インディアナ州の田舎で日々課題に追われる生活に戻ってきました(泣)。

今回は、アメリカの大学にある社交クラブ「ソロリティ」についてお伝えします! 日本ではあまり馴染みのない存在だと思うので、この記事を通してぜひ知ってもらえたら嬉しいです。

女子限定の社交クラブ?ソロリティって?

Sorority(ソロリティ)とは、アメリカの大学にある女子寮兼社交クラブのような存在。男子版はFraternity(フラタニティ)と呼ばれます。

私の大学には6つのソロリティがあり、それぞれ約100人ほどの学生が所属しています。多くのメンバーは、そのソロリティが大学内に持つ建物で衣食住を共にしています。

建物はこんな感じ

ソロリティではイベントを開催したり、チャリティー活動を行ったりと、大学内コミュニティとしてとても大きな役割を担っています。それぞれ、AXO(アルファ・カイ・オメガ)や KKG(カッパ・カッパ・ガンマ)など、数文字のギリシャ文字で表されています。

イメージでいうと、女子学生版ハリーポッターの寮のような感じ。そして実際に、メンバーが決まる「振り分け儀式」も存在します!

入るための振り分け儀式⁉︎

ソロリティに入らなくても、通常の大学寮に住むことは可能です。それでも「せっかくアメリカの大学に来たなら」と思い、私も「ラッシュ」と呼ばれる振り分け儀式に参加してみることにしました。

私の大学では、1月中旬(2学期目が始まる少し前)の4日間にわたって行われます。

1日目:シスターフッド・ラウンド

ソロリティに入りたい学生は、まず1日目に6つすべてのソロリティを30分ずつ回ります。

参加者は全員このTシャツを着なくてはいけませんでした

これがなかなか謎な儀式で、極寒(−10度ほど)の中、このTシャツ姿で時間になるまで5分ほど建物の外に待たされます。

建物に入ると、上級生たちが歌いながら出迎え、1人ずつ腕を取って椅子へ案内。1対1で約3分間の会話を5人ほどと繰り返し、その後ソロリティの紹介動画を見ます。6つすべてを回り終えたら、「良かった」と思う4つを選んで申告します。

2日目:フィランソロピー・ラウンド

2日目は、前日に選んだ4つと、ソロリティ側の希望をすり合わせて選ばれた最大4つを、45分ずつ回ります。ここも少しシビアで、自分が行きたいと思っていても、ソロリティ側が「もう一度会いたい」と思わなければ参加できません。

この日指定された服装はビジネスカジュアルで、面接のような格好で参加しました。

前日より少し長く、1対1で約10分の会話を3人ほどと行い、趣味や専攻など、基本的にはカジュアルなことについて話します。2日目の終わりには、4つの中から良かった2つを選びます。

3日目:プリファレンス・ラウンド

3日目は、選考を経て残った2つのソロリティを、それぞれ1時間ずつ回ります。形式はこれまでとほぼ同じですが、1対1で30分ほどじっくり話すのが特徴です。

ドレスとヒール必須。−5度で雪の中、外で待つのは本当に寒かったです(笑)

この後、

  • 1つだけを選んで申告する
  • 2つをランキング形式で申告する

のどちらかを選びます。ランキングをつけた場合はどちらかには必ず入れますが、1つだけを選んだ場合は、どこにも入れない可能性もあります。

4日目:ビッド・デイ

最終日は、ビッド(最終結果)が入った封筒を開ける日。参加者全員がホールに集まり、一斉に封筒を開封します。

希望のソロリティに入れた子、入れなかった子……。叫んだり泣いたりで、会場はまさにカオスでした(笑)。

ビッドと呼ばれる最終結果書

ちなみにわたしは、アルファ・カイ・オメガからビッドを受け取りました。おそらく来年(2年次)から、ここで生活することになりそうです。

ソロリティの役割とは?

アメリカでは、このラッシュのために事前にコネクションを作ったり、服装を揃えたりする学生も多く、それほど重要なイベントです。

ソロリティの大きな役割のひとつが、大学内のコミュニティづくり。同じソロリティのメンバーを「シスター」と呼び、衣食住を共にすることで強い絆が生まれます。イベントやパーティーを一緒に楽しむことも多く、大学生活の中心的な居場所になる存在です。

また、卒業生とのつながりが強く、就職に有利だと考えられている側面もあります。さらに、チャリティー活動などの慈善事業にも積極的に取り組んでいます。

わたしにとっては、突然歌い出す上級生や、極寒の中で外に立たされる時間など、正直かなり謎な儀式のラッシュでしたが、それでも、ソロリティはただの寮ではなく、人間関係や将来にもつながる、アメリカの大学生活に欠かせない存在なんだと感じました。

このあたりのリアルなメリット・デメリットについては、来年、正式に加入してからお伝えできたらと思います! アメリカの Sorority / Fraternity 文化は本当に奥が深く、知れば知るほど面白い世界です。気になった方は、ぜひ調べてみてください!

ではまた次回〜!

Minoriのプロフィール

東京都八王子生まれの大学1年生。現在はアメリカ・インディアナ州のリベラルアーツ大学に通っている。趣味はスポーツ(ランニング、テニス、スキーなど)とクラフト。

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Minori

ライター

2000年生まれ、神奈川県出身。明治学院大学社会学部在学中よりインターンとしてライター活動を始める。Steenzでは「気になる10代名鑑」のインタビューと記事執筆を担当。また、大学在学中にモデル活動を開始。広告や映像作品への出演、ライフスタイルの発信に力を入れている。

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