Teen's Snapshots

不要不急のあの時代も、映像が毎日を照らしてくれた。等身大の視点で「いま」を切り取る大学生映画監督【カワイ・ヒバリ・19歳】

不要不急のあの時代も、映像が毎日を照らしてくれた。等身大の視点で「いま」を切り取る大学生映画監督【カワイ・ヒバリ・19歳】

「気になる10代名鑑」の1211人目は、カワイ・ヒバリさん (19)。映画監督として活動し、その作品はHuluでも配信されています。10代のいまだからこその視点を大切に、いずれは世界へのレッドカーペットを歩くことを夢見るカワイさんに、創作の原点と活動の中での悩みなどについて聞きました。

カワイ・ヒバリを知る5つの質問

Q1.プロフィールを教えてください。

「映画監督として活動しています。

高校1年生の頃から本格的に活動を始め、『第2回 Hulu U35 クリエイターズチャレンジ』でファイナリストとして初監督作品『そこに光があるなら』を制作、Huluにて配信されました。

また、個展を開催して自主制作ショートムービーを公開したり、『BABEL LABEL2045』に所属し、若手クリエイターと共創したりしています」

 

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Q2.活動を始めたきっかけは?

「映像の世界を志したのは、中学2年生のころです。

当時はコロナ禍で緊急事態宣言が発令され、学校へ行くことも友人に会うこともできず、日々不安と孤独を感じていました。社会全体で娯楽が不要不急とされていた時期でしたが、画面の向こうにある物語がわたしの毎日を照らしてくれました。あの楽しみがあったからこそ、当時のわたしは『明日も頑張ろう』と思うことができたんです。

映像作品は、場所や時間を問わず、多くの人に届けることのできる媒体です。だからこそ、今度は作り手として、孤独や不安の中にいる人の生きる糧となるような物語を届けていきたいと考えるようになりました」

Q3.活動するうえで、大切にしていることは?

「いまの自分が表現できる、いまの時代をえがくことです。

昔の作品を見たときに、その時代の空気を感じ取ることができると、魅力的だなと感じることがあって。だからこそ、いまの時代を生きる当事者としての目線を大切にして、作品を作っています。

その視点において、とくに少年少女たちの機徴に着目していて。背伸びしない等身大の表現を追い求めています」

Q4.活動の中で、悩みがあれば教えてください。

「映像制作は、必ずしも自分の思い通りにはいかないということです。

初監督作品『そこに光があるなら』の制作でも、多くの困難に直面しました。予算や権利の関係で使いたい楽曲が使えなかったり、スケジュールの都合で舞台設定を大きく変更せざるを得なかったり。制作には、自分の力だけでは解決できない『壁』がつきものです。

でも、そんな壁にぶつかった時こそ、『いまできる自分の表現でどう乗り越えるか』を考えるようにしています。何より、映像を作っている時が一番楽しい。だからこそ、そうした不確定要素さえも楽しみながら、制作に向き合っています」

Q5.今後の展望は?

映画監督としてレッドカーペットを歩くことです。

映画の賞はたくさんあるので、まだ将来の姿は明確にはなっていません。それでも、いま思い描いているのは、大勢の観衆が見守る中、映画監督としてレッドカーペットを歩くことです。これからも、多くの人に届けることのできる作品をつくっていきたいです」

カワイ・ヒバリのプロフィール

年齢:19歳
出身地:京都府
所属:青山学院大学、BABEL LABEL 2045
趣味: 映画鑑賞、ライブハウス巡り

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Photo:Nanako Araie
Text:Taisei Sawamura

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Taisei Sawamura

ライター

青山学院大学文学部在学中。 趣味は小旅行で、昨年夏にはうさぎをもとめて瀬戸内を旅した。

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