
世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、ヨーロッパの冷凍食品に対する考え方についてご紹介します。
成長するヨーロッパの冷凍食品市場
疲れていて料理をする気になれないときや、あと一品欲しいときなどに役立つ冷凍食品。種類も豊富で、日常的に活用する方も多いのではないでしょうか。それは世界でも同じようで、なかでも欧州の冷凍食品市場では、規模が約550億ユーロに達したそうです。

冷凍食品を販売する企業「ノマド・フーズ」は、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スウェーデンに暮らす成人7,500人以上を対象に調査を実施しました。39%の人が、一年を通して旬の食材を味わえる冷凍食品を高く評価。さらに、42%が週2~4回ほど、冷凍食品を取り入れていると回答しています。
そして、冷凍食品を利用する理由としては、時間や金銭面の節約などが挙げられました。
人気の理由には持続可能性も
実は、冷凍商品を利用する理由に、「食品廃棄の削減に役立つから」と回答する人も47%いました。欧州委員会によると、ヨーロッパでは年間約5,900万トンの食品が廃棄されているとのこと。このような背景もあり、多くの人々が食品廃棄削減を意識しているのではないでしょうか。冷凍食品は日持ちも長く、生鮮食品のように数日で傷んでしまう心配もありません。改善方法のひとつとして、画期的な選択肢だといえるでしょう。

そのほかにも日持ちの長さから、輸送中や店舗での食品腐敗の減少、エネルギー消費量の削減といった点もサステナブルだとして、評価されているようです。
SNSも人気を後押し
成長中の冷凍食品市場ですが、実はInstagramやTikTokといったソーシャルメディアが使用増加に影響している部分もあるようです。例えばTikTokでは、インフルエンサーたちが、冷凍野菜や魚、既製品を使ったレシピや料理のコツなどを共有。それを見た人々が、紹介された商品を買い求めたりアイデアを真似したりしているそうです。

確かに、日常的に見ているコンテンツで紹介されると、試してみたくなる気持ちもわかります。馴染みのある人が使用している安心感や、憧れの人が買っているから、といったことも、手に取るきっかけになっているのかもしれません。ソーシャルメディアに後押しされ、冷凍食品市場はますます伸びていくのではないでしょうか。
冷凍食品への見方が少し変わる?
今回は、欧州で冷凍食品が支持されている理由などをご紹介しました。冷凍食品=サステナブルという考え方に驚いた人もいるかもしれませんが、選ばれている理由を知ると、納得していただけたはず。今後も、冷凍食品市場に注目していきたいですね。
Reference:
Frozen in Focus|Nomado Foods
Frozen in Focus PDF|Nomado Foods
Frozen food for sustainability is gaining ground in Europe as consumers turn to it for nutrition, convenience, and reduced waste.|Happy Eco News
Text:Yuki Tsuruda






