
今回の”Hao in UGANDA”は、ウガンダ人の恋愛事情について調査してみました!
そもそも日本人と比較するとウガンダ人にとって初婚年齢は早く、UNICEFによると、ウガンダ人の初婚年齢の中央値は、25〜49歳の女性で 18.8歳、25〜49歳の男性で 24.8歳です。児童婚であったり、村や家族の習慣が優先されたりする場合でない限りは恋愛から結婚に発展することが多いです。
そこで今回は5人のウガンダ人の男女の友人に恋愛事情について聞いてみました。
まずは「パートナーとどこで出会うか」。
首都のカンパラ在住の20代の女性のマーサによると、出会いの場は、仕事場や学校、友人の紹介、イベント、パーティーなどで出会うことが一般的らしく、これは日本と大きな違いはない印象です。
デートスポットとしてはバーやレストラン、サッカーの試合、ビクトリア湖周辺などが人気とのこと。

マーサは「1回目のデートは色んな料理が食べられて静かなレストランや、屋上などにある景色が綺麗なバーが良い」と話します。また、「デートにはドレスを着て少しだけ化粧をしてネイルを綺麗にしていく。それに告白は、人によってする人としない人がおり、告白をする際は基本的に男性から告白するケースが多いです。」と教えてくれました。
「パートナーを家族に紹介するか」と聞いてみると、「ほとんどの場合は、結婚すると決めたときに紹介する」とのこと。一方で、兄弟と仲が良いという20代の女性のザイオンは「仲の良い兄弟や姉妹には紹介したり、写真を見せたりする」と教えてくれました。

最近、ヨーロッパ出身のパートナーを親に紹介したばかりだという20代の男性のピーターは、「親はもっと質問してくると思っていたけど、『お互いが愛し合っているならどこ出身かは関係ない』と言ってくれた」と話します。
日本と比較して大きな違いが見られたのは「デート代は誰が払うか」という質問でした。この質問には全員が「ウガンダ人同士のカップルなら男性」と答えました。また、30代の男性のイノセントは「彼女がウガンダ人であれば男性側はデート代だけでなく、日々のご飯、彼女の家賃、ヘア、ネイル、服、学費も払うこともよくある」と言います。

その代わりに女性は男性のために全ての家事を担当するのが一般的だとか。
ザイオンからは「ウガンダ政府は女性労働者も多い農業や社会福祉より、男性労働力が多い軍事力や建設にお金をかけているから仕方ない」という意見ももありました。
一方で、外国人のパートナーをもったことがあるウガンダ人は異なったお金への価値観もあるようで、「デート代などは全て割り勘」や「デートでは外国人のパートナーが払うべきかそうでないか言ってくれるのを待つ」など、異なるお金の価値観についての話も出てきました。
また、多くの人が苦労するのは結婚するときのお金だそう。ウガンダ人同士の結婚では、民族にもよりますが、新郎とその家族が新婦の家族に現金や財産、生活用品を贈る文化があります。新郎側の経済力によって異なりますが、少し余裕のある場合の一例としては、「25万円分の現金と10頭のヤギ、米、マトケ(ウガンダの主食の甘くないバナナ)、砂糖、石鹸」などが挙げられます。

その代わりに、新婦側は結婚式を開催したり、新婦の家族が2人に家具や家電を贈ったりします。だからこそ、多くのカップルにとって「結婚のタイミングはお金が決める」のが当たり前なのです。
「マッチングアプリは普及しているか」と聞いてみると、これにも全員が「普及していない」と答えました。ピーターからは「愛を探すためにインターネットは必要でない」と話し、社交的で人と会う機会が多いウガンダ人の気質も、マッチングアプリが普及しない理由の一つなのかもしれません。
「カップル同士は結婚や子供といった将来について話すか」という質問には、全員が話すと答えました。

「結婚するための条件」については、ザイオンは「愛、誠実さ、お金」、マーサは「身長が182cm以上で、筋トレをしていて料理ができる人」ピーターは「個人的に結婚条件に宗教は関係ないけれど、ウガンダ社会では信仰する宗教が異なる場合、女性側が改宗することを求められるケースが多い」と教えてくれました。
今回の調査を通して、ウガンダ人の恋愛事情だけではなく、その背景にある文化や経済についても見えてきました。近年は銀行員や政府関係者など、給料の高い仕事に就く女性も増えており、経済的に自立することを好む女性も増えています。だからこそ、5年後や10年後にもまた同じ調査をしてみたいと思う結果となりました。
References:
UNICEF「UGANDA BUREAU OF STATISTICS」






