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準備不足は「ウケない言い訳」にもなるから。高校生お笑い芸人「ランチャーム」の冴えるツッコミ担当【本多緑・17歳】

準備不足は「ウケない言い訳」にもなるから。高校生お笑い芸人「ランチャーム」の冴えるツッコミ担当【本多緑・17歳】

気になる10代名鑑」1182人目は、本多みどりさん(17)。高校生お笑い芸人「ランチャーム」として活動しながら、最近はピン芸人としても一歩を踏み出しました。お笑いサークルも運営し、青春をお笑いに捧げる本多さんに、活動のきっかけや将来の展望を聞きました。

本多緑を知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力を入れている活動は?

中学1年生から『ランチャーム』という漫才コンビのツッコミとネタ作りを担当しています。コンビとしては、高校生漫才の大会『ハイスクールマンザイ』に、2年連続準決勝まで出場しました。場数を踏むために、外部のライブへの出場回数を増やして活動しています。

また、高校のお笑いサークル『ワラフカドニハフクキタル』の代表もしていて。サークルでは、毎年3月におこなわれるプロ芸人と高校生による『Koukousei-Proライブ』の主催、運営をしています。このライブは、プロ芸人への依頼文や音響、照明の裏方作業をすべて高校生が担っているんです」

Q2. 活動を始めたきっかけは?

中学1年生のときに、相方の望月に『文化祭で漫才をやってみないか』と誘われたことがきっかけです。

お笑いサークルに入会して、文化祭でコンビとして初めてネタを披露しました。中学生になってまさか自分が演者になるとは思っていなかったけれど、文化祭の日以降、だんだん演者としてのお笑いの楽しさに気がついて、ハマっていきましたね。

ネタは相方に書いてもらっていたんですが、中3のときに偶然見た『ABCお笑いグランプリ』の友田オレさんのネタに衝撃を受けて、自分でもネタを書くようになりました。

生活の中の面白かったことをスマホにメモしておいて、ライブが近くなるとメインのネタを決めて構想を練ります。コントって、ふたりで書くと世界観がまとまらないから、いまはほとんどひとりで書いています」

Q3. 活動をしている中で、印象的だった出来事は?

2025年7月に『代官山ティーンズ・クリエイティブ』という児童館で主催したお笑いライブです。

司会者としてアマチュアお笑い芸人の尾古津カイさんを招待したり、高校生漫才コンビの冷やし焼肉に出演してもらったり、みんなでライブを作り上げて成功させることができたのは、最高の思い出です。

あとは、サークルでの『Koukousei-Proライブ』の運営も忘れられない経験です。

プロの芸人と高校生芸人で舞台をつくっていくのですが、お笑いライブの演出や裏方を務める先輩の本気度には圧倒されましたね。サークルの創設者でもある先輩の、何事も満足いくまでやる姿を見て、自分も見習わないとと思いました。本番のための準備を怠ると、失敗したときやウケなかったときの言い訳を作ることになるじゃないですか。念入りに準備を重ねて練習をして、納得いく状態で本番に臨むという大事な姿勢を教えてもらいました」

Q4. 最近、新しく始めた挑戦はありますか?

2025年7月の『ハイスクールマンザイ』で一旦区切りをつけて、10月くらいからピンで活動を開始しました。相方の望月が忙しいこともあり、コンビとして外部でお笑いライブをすることが減ったので。昔からの憧れだった、フリップとかひとりコントとかを主にやっています。

ピンだと、自分のペースでネタを作ってひとりで披露するので、それがウケてもすべっても全部自分の責任になるんです。それが意外と楽しくて。いまは、出演頻度を上げてライブに積極的に出るようにしています

Q5. 将来の展望は?

まずランチャームとしては、来年の『ハイスクールマンザイ』で優勝することが目標です。

一昨年と昨年は、2年連続で準決勝敗退でした。特に今年は、出場順が1番最後で最も有利なポジションだったのに、決勝に進出できなくて。とても悔しかったです。高校3年間のお笑いを、どこかで結果として残せたらなと思っています。そしてピンとしては、いろんなライブに呼んでもらえるようになりたいです。とにかく、ライブに出てネタをやるのが好きで、ネタは人一倍書ける自信もあります。

将来は、このまま一直線でプロのお笑い芸人になりたいです。そのために、大学でもお笑いを続けて場数を踏んでいきたいですね。将来のためにいま自分ができることは何かを、逆算しながらお笑いを楽しもうと思っています

本多緑のプロフィール

年齢:17歳
出身地:東京都
所属:渋谷教育学園渋谷高校、高校生お笑いサークル「ワラフカドニハフクキタル」
趣味:出番まで暇なときは、出番に間に合うのか不安になるくらいまで劇場から離れて街を歩く
特技:怒られてても、あくまで自分への助言だと思えるポジティブ思考
大切にしている言葉:叩かれてからが説教

本多緑のSNS

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Photo:Nanako Araie
Text:Haru Ninagawa

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