
「気になる10代名鑑」の1165人目は、SUPER YURA CHANさん(19)。楽曲制作を中心に、さまざまなジャンルの創作活動を精力的におこなっています。11月に本格的なソロ活動を始動したYURAさんに、活動のテーマや影響を受けた人物について詳しく聞いてみました。
SUPER YURA CHANを知る5つの質問

Q1.プロフィールを教えてください。
「宅録での音楽制作を主な活動としています。
11月にリリースした1stE.P.『フラミンゴ見に行こうよ』より、SUPER YURA CHANとして始動しました。そのほかにも、自主制作ラジオ、小説執筆、映像作品など、さまざまな創作活動に取り組んでいます。
E.P.のタイトルにもなっている楽曲『フラミンゴ見に行こうよ』は、高校の卒業式の時に友だちが卒業アルバムに書いてくれた言葉なんです。その子もわたしも学校が嫌いで、めちゃくちゃ休んじゃうタイプだったので、ふたりとも、解放だぜ!みたいな気持ちでした(笑)。卒業アルバムを書く時間すら憂鬱な中、でかでかとした文字で書いてくれた思い出からできた曲です」
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Q2.どんなことをテーマに活動をおこなっていますか?
「自分のなかの鬱屈とした感情をポップに出すことと、『美しさ』と『純粋性』を追い求めることです。
信念として、生まれたときにいちばん近い状態で死ぬのがいちばん美しいことだと思ってて。それが『美しさ』と『純粋性』になるのですが、それを求めようとすること自体が、不純でもあるっていう葛藤もあるんです。でも、音楽は美しいから、楽曲というフィルターをかけることで、不純な気持ちを浄化できるんですよね。
矛盾かもしれませんが、音楽を作ることで、わたしはこんなふうに純粋で美しいですってことを世界に証明して、安心してるんだと思います」

Q3.活動をはじめたきっかけは?
「小学生のときに、誕生日にギターを買ってもらったんです。
でも、コードブックが無かったので全然弾けなくて。中学生になって、スマホを持ったり、教えてくれるひとが現れたりして、演奏できるようになりました。それで、夜中に布団の中で涙が止まらなくなったときに、泣きながら即興で歌うようになったんです。
高校生のときは、ライブに憧れてバンドメンバーとして活動したりもしましたが、人との関わりで生まれる音楽ではなく、100パーセント自分の世界観を出せる場所が欲しいと思い、ソロ活動に踏み切りました」

Q4.影響を受けた人物は?
「『純粋性』で言うと、宮沢賢治の作品の影響が大きいですね。日蓮宗などに影響された彼の思考に、文学というフィルターを通して見たときに惹かれたんです。とくに、『銀河鉄道の夜』がお気に入りです。
服装は、小沢健二から影響を受けています。ファッションにハマったのは高校1年生のときですね。駅でめちゃくちゃおしゃれなひとを見かけて、面識はなかったけれど『その服どこで買ったんですか』と声をかけたんです。古着屋さんに連れて行ってもらったりして。そのひとが毎日同じ服を着ないと言っていたので、わたしもそうするって決めました。その習慣はいまでも続けています。同じことをしている黒柳徹子さんの記録を破りたいです(笑)」

Q5.将来の展望は?
「近い目標は、現在制作中の映像作品のサウンドトラックを世に出すことです。映像自体も、多摩映画祭に応募することを目標にしています。
あと、ミュージシャンの奇妙礼太郎さんが大好きなんです。ライブのときにもらった歌詞カードが今でも宝物なので、将来は、礼太郎さんをライブや企画に招待して、わたしの歌詞カードを受け取ってもらいたいですね」
SUPER YURA CHANのプロフィール
年齢:19歳
出身地:大分県
所属:ハヨンクラブ、空閑地
趣味:おしゃべり
特技:人と仲良くなること
大切にしている言葉:本を読むのも音楽を聴くのも年を取るほど年相応(ピース又吉)
SUPER YURA CHANのSNS
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Photo:Nanako Araie
Text:Yuzuki Nishikawa






