Teen's Snapshots

「すぐ行動派」の自分を支えるのは、友だちの存在。新聞部に、バンド活動やデザイン制作と興味のままに突き進む高校生【小林廉・16歳】

「すぐ行動派」の自分を支えるのは、友だちの存在。新聞部に、バンド活動やデザイン制作と興味のままに突き進む高校生【小林廉・16歳】

気になる10代名鑑」の1139人目は、小林廉さん(16)。高校の新聞部の部長と式典実行委員、音楽とデザインのふたつの有志団体で活動する、多方面にエネルギッシュな高校生です。憧れは二刀流の人であると話す小林廉さんに、多忙な毎日の切り抜け方や将来の展望について聞いてみました。

小林廉を知る5つの質問

 

Q1. いま、いちばん力を入れている活動は?

高校で『かもめのねごと編集局』の編集長として校内新聞を発行したり、高校の『創立30周年記念事業実行委員会』の実行委員として、SNS広報で企画を担当しています。

また、路上ライブへの憧れから『すとみゅ!!』という音楽有志団体や、デザインポスターを制作する『コンペ・デザイナー』という有志団体を立ち上げました。

興味の幅は広いのですが、思いついてから行動に移すまでの速さは人一倍あると思っていますね(笑)」

Q2. 活動にあたってのファーストアクションは?

やりたいことは、日常生活の中でずっと構想を考えていて。『いけるんじゃない?』と思ったら行動に移すようにしていて。

構想が固まったら、まず人集めから始めます。いろんなことに取り組んでいる一方で、ひとつずつに対する自分のレベルはそこまで高くないと思っていて。チームで取り組む良さって、互いのレベルを高められることだと思います。

あとはやっぱり、構想が固まったときに、それを公表する前に友だちや先輩、先生などに相談するんですが、その相談相手の存在が結構大事だと思っています。

やる気の差で周りを置いていくこともよくあるのですが、振り回されながらも自分についてきてくれる仲間たちには、いつも感謝しています」

Q3. 活動する中で、印象的だった出会いは?

『スポーツ選手で自分のお店を持っている』とか『会社で働きながらバンドをやっている』というような、二刀流の人に会うと、応援したくなるし『自分も頑張ろう』と思います。

たとえば、みなとみらいジュニア編集局の担当の人が、音楽をやっていて、自分で駅メロを作っていると聞いたときは驚きもありつつかっこいいなと憧れましたね。

自分の好きなことをやりながら、社会につながる活動もしていて、その二面性がかっこいいです。社会につながることに出会うまでは、いまは好きなことばかりやりつつ、興味の範囲を広げていきたいです」

Q4. 活動の中で、悩みがあれば教えてください。

やることが多くて時間が足りないことです。

学校の課題のようなやるべきことは、きちんとやるべきとは感じているので、優先順位をつけるようにしていて。有志団体は個人的な活動だから、実際、優先順位は低めなんです。編集長の仕事も大変だけど、基本いま取り組んでいることは自分の好きなことだから、それがモチベーションにもなっていますね。

でも、『時間足りない』と思っているだけのときもあると思っていて。たいてい、何とかなります。何もしていなくても、何か考えてしまうので、日々余裕のなさを感じることもありますが、やるべきことができているうちは大丈夫だと思うようにしています」

Q5. 将来の展望は?

音楽とかデザインとかは、いま所属している小さいコミュニティの中では通用するけれど、広い世界に出ていったときに埋もれてしまうかもしれません。音楽もデザインも、続けるのであれば、もう少し時間を使って高めていきたいですね。

将来は、自分で何かを生み出すような活動を続けていけたらと思っています。高校を卒業したら、いまよりも広い世界で活動していきたいです」

小林廉のプロフィール

年齢:16歳
出身地:横浜市西区
所属:神奈川県立神奈川総合高校(かもめのねごと編集局、軽音楽部、野球同好会、神奈川総合高校創立30周年記念事業実行委員会)、みなとみらいジュニア編集局
趣味:旅行、音楽(ギター、ピアノ)、野球観戦
特技:そろばん、電車の発車時刻ちょうどに駅のホームに着くよう家を出ること、初見の球技をなんとなくこなすこと
大切にしている言葉:やりたいと思ったことはやる気がなくならないうちにやる!

小林廉のSNS

★Instagram

Photo:Nanako Araie
Text:Haru Ninagawa

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