
タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ「10代リアルVOICE」。
2025年も残り1か月ちょっと、今回のリアルVOICEでは「いま、絶対に持っておきたい!」という今年のベストバイアイテムについて聞いてみました。ファッションや雑貨、コスメ、ガジェットなど、その理由から使うときの気分の変化、こだわりポイントなど、10代らしい視点あふれる結果となりました。
1. 井上ららさん「リアルな瞬間を残せる、2000年代のビデオカメラ」

同世代の複雑な心境を音楽にのせて表現するシンガーソングライター・19歳の井上ららさん
「中古のビデオカメラです!
動画を撮るのが好きで、スマホだと写真ばかりになりがちなんですけど、動画だとそのとき自分がしていたことが鮮明に残るところがいいと思っています。
しかも、2000年代のビデオカメラはレトロ感があって映像にも味が出るのでおすすめです」
2. 浅井柊香さん「気分をアップデートしてくれる、透明デザインのイヤホン」

フィリピンで目にした貧困問題の現状に衝撃を受け、グローバルユース国連大使として2024年11月まで活動し貧困の正しい知識を伝えていきたいと活動する16歳の浅井さん。
「いま絶対に持っておきたいというアイテムは、透明デザインのワイヤレスイヤホンです。
SNSでよく見かけて気になり、デザインのかわいさと機能性に惹かれて購入しました。クリア素材のケースと中のメカっぽい見た目が近未来的で、ファッションの一部としても映えます。
通学中やカフェでの勉強中に使うことが多く、好きな音楽を聴くと気分が上がり、集中力も高まります。持っているだけで今っぽい感じがして、自分のスタイルを少しアップデートできた気がします。音楽とデザイン、どちらも楽しめるお気に入りのアイテムです」
3. 中原さん「スーツと筋トレで自信をまとう」

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のボランティアとして、アフガニスタンで活動するなど、数多くのボランティアに取り組んでいる17歳の中原さん。
「大切にしているのは、ファッションとボディメイクです!
ファッションはフォーマルやノームコアなど、スタイリッシュな系統が好きです。オーダーメイドのスーツを何着か持っていて、表舞台に立つときは必ず着ます。スーツを着ることで『自分はカッコいいスーツを着ているんだ!』と気持ちが引き締まります。日常では、ノームコアコーデを意識しながら、UNIQLOやGUなどのプチプラと合わせています。
ボディメイクは、ファッションと繋がるんですけど、やっぱり筋肉があると服がよく目立ったりスタイルがよく見えるんです。スーツでも筋肉があるとかっこよくなるので、ジムとか自重トレーニングをして鍛えています! 見た目だけではなくて、自分にも自信がつく気がします」
4. たはりーさん「スティックアロマがある暮らしへの憧れ」

小さい頃から算数が得意で、YouTubeを通して勉強の楽しさを発信している19歳のたはりーさん。
「スティックタイプのアロマです!
以前、先輩の家に行った際に置いてあるのを見て、自分も欲しいとなりました。ひとり暮らしをしていて、大学の勉強や家事で忙しく、疲れやすかったりもします。リラックス効果のあるラベンダーやリフレッシュ効果のあるローズマリーのアロマが欲しいと思っています。
近いうちに時間ができたらお店でゆっくりと選びたいです」
5. 篠田曉さん「撮影のお供に!百均のペットボトルホルダー」

中学1年生のときに、旅行先へ持って行った古いデジカメをきっかけに、街中で目に留まった日常を、スナップ写真として切り取る活動を続けている14歳の篠田さん。
「たくさんあるのですが、ひとつ選ぶとしたら、百均で売っているペットボトルホルダーです。
とてもお世話になっていて、ペットボトルを取り出す時間がとても短縮され、特にバックパックユーザーにおすすめです。なんとなく寄った百均で見つけ、今では撮影に出かけるときはずっとつけています」
6. 大津里穂さん「オリジナルノートで自分と向き合う」

アフリカ・ルワンダでの留学経験をきっかけに、途上国への楽器寄贈や平和教育の普及、政策提言まで幅広く活動を続けている16歳の大津さん。
「自分だけのオリジナルノートです!
中学3年生のころから、お気に入りのノートに日々の気持ちや考えを自由に書き出して、思考を整理したり広げたりしています。自分のタイミングで、思いつくままに脳内に浮かぶ考えを言葉にしていくうちに、自分が大切にしたいことに気づけるんです。
今年は友だちといっしょに、オーダーメイドのノート屋さん『HININE NOTE』でオリジナルノートを作りました。ノートを振り返ると、その時の気持ちを追体験できて、自分らしさって何だろう?と少しずつ自分を知るきっかけにもなる、手放せないアイテムです」
7. 松本 敬さん「推しと夏を楽しんだミャクミャクハンディファン」

生物部に所属した中学生のころから、高尾山に住むムササビ研究に身を捧げてきた19歳の松本さん
「今年のマストバイアイテムは『ミャクミャクハンディファン』です。
大阪・関西万博のキャラクター・ミャクミャクが気持ち悪いと世間で言われていた頃からの大ファンでした(笑)。昨年の秋には大学の情報基礎の授業で、ミャクミャクを題材にしたゲームを制作したほどです。
今年5月、初めて万博を訪れた際にこのハンディファンに一目惚れ。1匹4,950円と少し高めでしたが、ミャクミャクの背中に扇風機がついていて自立もできるので、とても機能的です。ミャクミャクといっしょに万博を回っている気分になれて一段と楽しめました」
8. 北川颯姫さん「緊張もほぐす、推し香水」

学校行事の照明担当をきっかけに、照明演出にのめりこみ、多くの舞台を観に行った結果「演出はあくまで演出」と結論づけた18歳の北川さん。
「もともと、物を買う方でもないので、教えてほしいくらいです!
ただ、『推し香水』は手に入れたいと思っています。香水は、体温によって香りの強さが変わっていくと聞きました。すごく緊張する場面に直面したら、体温が上がり香りが強くなる。そんな推しが側で支えてくれる気分になれるような香水があったら、緊張が解れていいなと思います」
選び方にも個性が溢れていた、10代のベストバイアイテム。「これを持つと気分が上がる」「自分を整えられる」といった、ティーンのリアルなおしゃれと生き方を映すラインナップでした。10代リアルVOICEでは、これからもティーンたちが感じたいまを切り取り、リアルな視点を届けていきます。
Photo:Nanako Araie
Text:Serina Hirano














