Teen's Snapshots

謎解きで「第3の居場所」を提供したい。嫌なことを忘れられる非日常な体験に魅せられて【リニカ・18歳】

謎解きで「第3の居場所」を提供したい。嫌なことを忘れられる非日常な体験に魅せられて【リニカ・18歳】

気になる10代名鑑」の1002人目は、リニカさん(18)。中学生のときから謎解きにハマり、以来謎解きの企画や運営に携わってきました。ひとの心を動かすエンターテイナーになりたいと話すリニカさんに、謎解きの魅力や今後の展望を聞いてみました。

リニカを知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力を入れている活動は?

謎解きの面白さを多くのひとに知ってもらうため、謎解きの企画・運営をおこなっています。

高校生のときに、『epacsE』という謎解き団体を立ち上げて。それまでの謎解きの経験から、『こんな謎がいいんじゃないかな』と言った構想が頭のなかにいくつかあったので、それをもとに謎解きの自主公演をおこないました。春からは大学生になるので、謎解きのインカレサークルに入って、謎解きの企画を続けていこうと考えています」

 

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Q2. 活動を始めたきっかけは?

「『SCRAP』という謎解きを企画している会社があるのですが、中学2年生のときにその謎解きに参加したのがきっかけです。

知識よりも発想が求められる謎解きに、老若男女誰でも楽しめる魅力を感じました。子どもでもおじいさんでも、発想さえあれば窮地を乗り越えられるんだなって。

それで、『この楽しさをもっと多くのひとに伝えなきゃ!』という謎の使命感にかられました(笑)」

Q3. 自身のクリエイティブに影響を与えたものは?

中学生のときのわたしは学校と家がすべてでした。でも、居心地があまりよくなくて悩んでいた時期もあって。

そういう悩んでいた時期に謎解きという非日常を感じて心が救われた経験があるので、非日常を届けられるような作品を心がけています。

自分がアニメやドラマの主人公になったような気分を感じられる謎解きで、第3の居場所のようなものを提供したい。そんな気持ちで謎解きを企画しています」

 

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Q4. 活動をしている中で、印象的だった出来事は?

「高校1年生のときに参加した謎解きです。

高校という新しい環境になって、『自分には価値がない』と悩んでいた時期がありました。そのときに謎解きで初対面のひとたちとチームを組んだのですが、みんな優しくてわたしが『これはどうだろう』と提案すると、すごい褒めてくれたんです。

発想力があれば、誰でもチームに貢献できて、いろんなひととコミュニケーションをとって謎を解いていく楽しさに気づきました」

Q5. 将来の展望は?

ひとの心を動かすエンターテイナーになりたいです。

『SCRAP』が企画するような物語のなかに没入できる体験を生み出せたらいいなと思います。まだ具体的には構想できていませんが、自分が自信をもって楽しめるエンタメをつくって、日常の延長線上に非日常を提供できるような存在でありたいですね」

リニカのプロフィール

年齢:18歳
所属:東京通信大学、みやまえ塾
趣味:アイデアを考えること、カラオケ、漫画、ドラマ、ネットサーフィン
大切にしている言葉:ありがとう/ちゃんと寝る!!/心に太陽/262の法則

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Photo:Nanako Araie
Text:Haru Ninagawa

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