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ディズニーダンサーとして舞台に立つことが夢。チアや日本舞踊をルーツに日々成長するダンサー【柳原優花・18歳】

ディズニーダンサーとして舞台に立つことが夢。チアや日本舞踊をルーツに日々成長するダンサー【柳原優花・18歳】

「気になる10代名鑑」の757人目は、柳原優花さん(18)。ディズニーランドの『ジャンボリミッキー』で感動した経験から、ディズニーダンサーの夢を追いかけ、チアダンスや日本舞踊を基礎に、テーマパークダンスを極めています。優花さんに、現在の活動や今後の目標についてきいてみました。

柳原優花を知る5つの質問

Q1. いま、力を入れていることは?

「テーマパークダンサーになることを目標にしていて、毎日レッスンに通って、テーマパークダンスを主に、バレエやジャズなどのジャンルを踊っています。大学の授業でもダンスや演劇を、エンタメの起源などについて学んでいます。

また、世界的な振付師のSHOJIN先生が主宰する『SHOJIN DANCE LABO』に所属していて、テーマパークダンスを指導していただきながら、全国のダンサーと切磋琢磨しています。現役のディズニーダンサーの方たちと一緒に踊ることもあり、常に目標を意識できる貴重な機会です。

このコミュニティでは、全国オーディションイベントもあって。自分の実力を確かめながら、未熟な部分を少しでも伸ばせるよう、失敗を恐れず飛び込むことを大事にして、積極的に参加するようにしています。」

 

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Q2. 活動を始めたきっかけは?

「小学生のころから、日本舞踊と並行してチアも習い始めて、みんなの前で踊って魅せるということは自然なことでした。特にチアダンスは、中学生の時にクラブチームに入って大会に出場し、高校でも継続して練習にも励んでいました

転機になったのは、高3のとき。もともと母がディズニー好きで、わたしもよく一緒に行っていたんですが、初めて『ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!』というショーを見て、感動しちゃって。空間全体をハッピーにする、お姉さんのキラキラな笑顔とパフォーマンスをそこで見て、思わず泣いてしまいました。

そこから、自分もディズニーの舞台に立って、幸せな気持ちになってもらえるような、ディズニーダンサーになりたいと決心しました」

Q3. これまでに影響を受けたものは?

ディズニーランドの『ワンマンズ・ドリームII −ザ・マジック・リブズ・オン−』は、ディズニーファンとしてもダンサーとしても、大好きな作品です。劇中の『みんなに誘いかける素敵なファンタジー』という歌詞に、王道のディズニーらしい希望あふれる作品性を感じて、いつも素敵だなと思っています。

このパフォーマンスショーを見るたびに、自分が大好きなエンタメをつくる一員になるために、もっと頑張らなければと気持ちを引き締めています」

Q4. 最近、新しく始めた挑戦は?

東條会館の振袖アンバサダーに就任したり、教室の発表会で踊ったりと、自分のルーツになっている日本舞踊について、もう一度ちゃんと学んで、発信することを始めてみました。日本舞踊の面白さやスキルを共有できる、そんな存在にもなりたいです!

型を忠実に守り、小道具を使いこなして雅に舞う日本舞踊は、チアやテーマパークダンスとはだいぶ異なるジャンルですが、舞台をつくりあげる達成感や、披露してお客さまに届けるという意味では、共通するところもあると気づいたんです」

Q5. 今後の展望は?

「ありがたいことに、高校のOBにダンサーの方がいて。アドバイスをもらったり、目標として背中を追っています。つながりを大事にしながら、自分の実力を高めて、憧れのディズニーダンサーになれるよう、これからも努力を重ねたいです。

長年続けてきたチアを離れるのはためらうこともありましたが、チアをやってきたからこその笑顔や柔軟性を活かせると気づいて。多ジャンル経験を武器にした唯一無二のダンサーになりたいです」

柳原優花のプロフィール

年齢:18歳
出身:埼玉県狭山市
所属:尚美学園大学、SHOJIN ENTERTAINMENT LABO
趣味:ディズニーダンサーを鑑賞すること
特技:日本舞踊
大切にしている言葉:目配り、気配り、心配り

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Photo:Eri Miura
Text:Chihiro Bandome

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Chihiro Bandome

ライター

2003年生まれ、埼玉県出身。上智大学文学部新聞学科在学。自分の目で現場を見て、自分の言葉で人と話して、世界を知っていきたい。大学では、主にニュース記事の執筆を学んでいる。2023年より、ライターとして「気になる10代名鑑」のコンテンツ制作を担当。

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