2024.08.12 Teen's Snapshots

世界をもっとかわいくしたい！服づくりやショップディレクションを通して“かわいい”を発信しつづけるインフルエンサー【はな・19歳】

「気になる10代名鑑」の740人目は、はなさん（19）。ファッションデザインを学びながら、インフルエンサーとして活動し、3万人以上のフォロワーをもっています。「世界をもっとかわいくする」というビジョンを掲げ、SNSでの発信だけでなく多彩な活動を続けているはなさんに、活動を始めたきっかけや将来の夢について、聞いてみました。

はなの活動を知る5つの質問

Q1. いま、力を入れて取り組んでいることは？

「ファッションや美容などをメインに、自分の思う“かわいい”を発信しています。中学2年のときから、SNSでの発信を始めて、InstgaramやTiktokにも力を入れています。

3年前から、『Renonqle』というセレクトショップのディレクターもしていて。セレクトアイテムやシーズンコンセプトを考えています。“かわいい”ものが好きな人にとって、憧れやきっかけになれるような女の子になりたいんです。

文化服装学院のアパレルデザイン科に通っているので、そこでファッションデザインについても勉強しています」

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Q2. 活動を始めたきっかけは？

「小さいころからずっとかわいいものが大好きでした。SNSで発信したら、わたしが好きなものや、わたし自身を好きだって言ってくれる人がいて、すごく嬉しかったんです。そこから、誰かにとっての目標になれるような女の子になりたいって思うようになって。自分の世界観を発信することを意識し始めました。

高校生になってからは、小学生のときからの夢だった、ファッションデザイナーの道を本気で考え始めて。ただ発信するだけじゃなくて、わたし自身の“かわいい”を詰め込んだ服をつくれるようになりたくて、服飾系の専門学校に入ることを決めました。

SNSもそのころから毎日更新をするようになって。そこで、かわいいものを身につけたいけど、勇気が出ない子や、自分の“かわいい”に自信をもてない子がたくさんいることに気づいて。そんな子が少しでも自分のことを好きになれるきっかけになりたくて、活動を続けています」

Q3. 最近、新しく始めた挑戦はありますか？

「今年の5月に『ロリィタ』をテーマにしたお茶会を開催しました。お茶会を主催している友達とコラボレーションをして、20人くらいのひとが参加してくれたんです。共通点はロリィタが好きっていうことだけだったのに、はじめて会ったばかりの子たちと、すぐに仲良くなれて。かわいいスイーツを囲んで、おしゃべるする時間は、本当に幸せでした。

わたしの目標である、“世界をもっとかわいくする”に少し近づけた気がするので、これからもつづけていきたいです」

Q4. 活動をする中で、つらいことはありますか？

「SNSって、数字が目に見えるので、ときどき自信がなくなって不安になることもあります。反応が少なかったりすると、この方向性でいいのかなって思っちゃって……。でも、やっぱり流行っているものや、受けそうなものじゃなくて、自分の好きなものを発信していきたいんです。どうアプローチしたらいいか、考えながら発信しています。毎日いただいているメッセージのおかげで、なんとか自分を信じて続けられています。

服づくりだと、新しいものを生み出すことが難しいです。わたしは、好きな系統がすでに決まっているから、既存のものと被らずに面白いものを考えるのが大変で……。でも、学校にはいろんなファッションの子がたくさんいるから、新しい刺激をたくさんもらうことができています」