「気になる10代名鑑」の785人目は、Shotaroさん(19)。スタイリストを志し、日々ファッション、カルチャーにまつわるさまざまなことを勉強しています。将来は好きなHIP-HOPのアーティストのスタイリングに携わりたいと意気込むShotaroさんに、活動に込めた思いや活大切にしていることについて、詳しく聞いてみました。
Shotaroを知る5つの質問
Q1. いま、力を入れていることは?
「バンタンデザイン研究所のスタイリストコースに在籍しています。もともとファッションには興味があって、特にスタイルを模索することや、服やカルチャーなどの知識を深掘りすることが好きで、将来はそれを仕事にしていきたいと思って、勉強しています。
また、ファッションデザインを専攻している友だちと一緒に活動することもあります。自主制作の作品に、スタイリストとして入って、作品づくりをしています」
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Q2. 活動を始めたきっかけは?
「高校2年生ぐらいに進路を考え始めたとき、まわりの影響で、このまま大学に行くのかなと思っていたんですけど、それでいいのかなと迷う気持ちがあったんです。
じゃあ、本当にやりたいことは何だろうって考えたときに思い浮かんだのが、ファッションでした。それで、具体的にいろんな職業を調べていると、感覚的なんですけど、スタイリストがいいなと思って。
そこから、いまの学校が主催するセミナーに何回か参加して、実践的な知識が学べるところに惹かれて、進学しました」
Q3. 活動をするうえで、大切にしていることは?
「自分が納得できるかどうかです。
いまの時代って、インターネットやSNSでなんでも情報をゲットできてしまうけど、あんまりそれに頼りすぎないようにしていて。
実際に現場に行って、そこで会った人や触れたものから感じたことを大切にしながら、アウトプットとしても、ちゃんと自分で納得できるものを出していこうと思っています」
Q4. 自身のクリエイティブに影響を与えた人物は?
「クリエイティブ・ディレクターのヴァージル・アブローです。ファッションの仕事に興味を持ったのも、かっこいいなと思わせてくれたのも彼の存在のおかげです。
ファッション業界のいろいろな仕事を調べていたとき、彼のスナップ写真を見つけて、かっこいいなと思って。ヴァージル・アブローは2021年に亡くなってしまったのですが、そのときに改めて、ファッション業界でやってきたことや、革新的だったショーの裏側について記事や本などで知りました。改めてそのすごさ、影響力の大きさを感じました」
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Q5. 将来の夢は?
「スタイリストになることです。そのためにいまはインターンとして、スタイリストさんの現場に行って、経験を積んでいるところです。また、広告会社でのインターンもしていて、ほぼ毎日のように撮影のアシスタントに入っています。カメラのことはわからないことも多いのですが、ライティングは服をどう見せるかに関わっているので、すごく勉強になっています。
とにかくいまはいろんなことを経験して、いつか好きなアーティストをスタイリングできるようになりたいです。特に、HIP-HOPをよく聴くので、ラッパーと仕事するのが目標です」
Shotaroのプロフィール
年齢:19歳
出身地:栃木県
所属:バンタンデザイン研究所スタイリスト学科
趣味:音楽を聴くこと、映画館に行くこと
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Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya