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オーラルケアもかわいくサステナブルに!さまざまなアイディア商品が生まれています【Steenz Breaking News】

オーラルケアもかわいくサステナブルに!さまざまなアイディア商品が生まれています【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、歯ブラシやマウスウォッシュといったオーラルケアのサステナブルアイテムについてご紹介します。

毎日使うオーラルケアをアップデート

歯ブラシやマウスウォッシュなど、毎日、何度も行うオーラルケアアイテム。デイリーに使うものだからこそ、積み重なれば、大量の水やパッケージを使っています。そこで欧米を中心に、オーラルケアでもサステナブルなアイテムが生まれています。

例えば、歯磨き粉やマウスウォッシュはペーストや液体タイプが主流ですが、水分を多く含むこれらの形状は、運送時に多くのCO2を排出するうえに、パッケージにプラスチックが使用されることが多く、リサイクルしにくいことも課題です。

そうした現状を受けて、近年増えているのが、タブレットタイプの歯磨き粉やマウスウォッシュ。リフィルも簡単で容器をリユースしやすく、また水を含まないため保存期間がより長くなります。このように工夫をされたアイテムは環境に優しいだけでなく、持ち運びやすさや見た目、使用感にも多くのメリットがあり、多くの人に親しまれるようになっているのです。

持ち運びも便利なパウダー&タブレットの歯磨き粉

サステナブルな取り組みを行うことでも有名なブランド「LUSH(ラッシュ)」は、オーラルケアでも環境配慮を実践しています。例えば、インパクト大なピンク色のタブレットが特徴的な、ヴィーガンマウスウォッシュ「ジング!」。水と一緒と口に入れ、少しずつ噛み砕きながら、うがいをして使います。

 

「Dr.Oral」の「ホワイトニングパウダー」は、乾いたブラシにつけて使う、パウダー状の歯磨き粉。清掃剤のハイドロキシアパタイトというのは、ペーストに多く配合すると硬くなりすぎ、チューブに詰まりやすくなるため、その配合量が調整されていますが、この「ホワイトニングパウダー」では、粉末にすることで、40%という高配合を実現。気になる歯の黄ジミや歯垢をケアしてくれます。

歯ブラシの改良でプラスチックを削減

ドラッグストアやバラエティストアで展開する「アパガード」からは、環境に配慮した携帯用歯みがきセット「アパガードプレミオトラベルセットeco」が販売。歯ブラシは、炭酸カルシウムを主原料とした材料でつくり、従来品に比べてプラスチックを51%以上も削減。また、コンパクトにまとめられるポーチつきで、旅行先や外出時でもMy歯ブラシを使い続けられます。

また最近見かけることが多いのが、木材や竹を柄に使用した歯ブラシ。「MiYO Organic(ミヨオーガニック)」は、オーガニック製法の竹歯ブラシを販売しています。竹は成長サイクルの中で二酸化炭素を吸収し、根から葉まで無駄なく使うことができることから、天然の循環素材として注目される素材。「MiYO Organic」では、パッケージにも日本の放置竹林を活用した竹紙が使用されています。

このように、「オーラルケア」という日常に近い領域でも、少しずつサステナブルが取り組みが進んでいます。口内環境の健康を考えながら、地球環境のことにも思いを寄せられたら、とってもいいことですよね。

Text:Anna Usui

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Anna Usui

ライター

フリーランスの美容ライター。海外市場やエシカルコスメなどを中心に、美容情報を取材、執筆。 

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