2023.04.17 Teen's Snapshots

英語だけじゃなく韓国語やアラビア語まで。語学の魅力にハマった元子役タレント【高橋萌衣・19歳】

「気になる10代名鑑」の364人目は、高橋萌衣めいさん（19）。早稲田大学国際教養学部に通いながら、多言語の習得を目指し勉強中です。2015年からの4年間、NHK Eテレの教育番組『シャキーン！』にレギュラー出演していたという経歴を持つ萌衣さんに、言語に興味を持ったきっかけや今後の展望についてうかがってみました。

高橋萌衣を知る5つの質問

Q1. いま、力を入れていることについて教えてください。

「語学の勉強に力を入れています。英語はもちろん、大学に入ってからは韓国語とアラビア語の勉強を始めました。

韓国語は、もともと韓国ドラマを見ることが好きだった影響で、ある程度リスニングやスピーキングはできたのですが、もっと本格的に勉強したいと思って、大学で韓国語の授業を履修したんです。

アラビア語は、習得者が少ない言語を話せるようになりたいなぁ、くらいの思いつきで、勉強を始めたんです！　こちらも、大学の授業で文法や単語を勉強しています」

Q2. 言語に興味を持ったきっかけは？

「高校1年生のとき、カリフォルニアに1年間留学をしていたんです。留学をするまでは、5歳から子役として芸能活動をしていて、CMに出たり、再現ドラマで演技をしたり。あと、NHKで放送されていた『シャキーン！』にも『めいちゃん』として出演していたんですよ。

子役としての活動は、テレビを通して視聴者の方とつながるのがすごく楽しかったんですけど、留学を経験してから、言語によってさまざまなバックグラウンドを持った人とつながる楽しさに気づいたんです。そこから、いろいろな言語に興味を持ち始めて、積極的に勉強するようになりました」

View this post on Instagram

A post shared by 高橋萌衣　MEI TAKAHASHI (@my_name_meiii)

Q3. 活動を通して感じる変化は？

「当たり前のことですが、たくさんの人とコミュニケーションを取れるようになったことが、単純に嬉しいです！

飲食店でアルバイトをしているのですが、最近は海外の方も多くいらっしゃるので、学んだことを実践する機会が多くて。実際に言葉が通じると、とても嬉しいですし、まわりからも頼られることが増えて。日本語以外の言語で楽しそうにコミュニケーションを取る友人たちを羨ましく思っていたんですが、そこに仲間入りできたような気がします」

Q4. 最近、新しく始めた挑戦はありますか？

「手話の勉強を始めました。サインランゲージっていう言葉があるように、手話も一種の言語だと思っていて。いまは日本手話を勉強中なのですが、ある程度使えるようになったら、世界で使われているASL（American Sign Language）にも挑戦したいなって考えています。

手話は動きが意味と関連していて、自然に理解することができるので、実践しながら楽しく覚えられています」

View this post on Instagram

A post shared by 高橋萌衣　MEI TAKAHASHI (@my_name_meiii)

Q5. 今後の展望は？

「今年の秋からカナダに留学する予定なので、これからはフランス語の勉強も始めようと思っています。

将来は、テレビ関連の仕事に就きたいと思っています。といっても、以前みたいな前に出る側ではなく、つくる側に興味があって。まだ具体的に、どんな職業なのかは決めていないのですが、習得した言語能力と、子役をやっていたという貴重な経験を生かして、たくさんの人に喜んでもらえるようなアクションができればと思っています！」