世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は「無印良品」が3月に発売を開始した、女性の悩みに寄り添うインナーウェアについてご紹介します。
お手ごろ価格の吸水ショーツが発売
みなさんは「吸水ショーツ」を使ったことがありますか? 吸水性や防水性のある布を何層にも重ねることで、水分を吸水してくれるショーツです。ナプキンやタンポンを使わなくても、月経期間を快適に過ごすことができ、また洗濯して繰り返し使えることから、経済的にも精神的にも、また環境面でもより良く過ごせるアイテムとして、いま注目が集まっています。
そんな吸水ショーツですが、「無印良品」から、女性のインナーに関する様々な悩みに着目したインナーウェアとして、3月3日にブランド初となる吸水ショーツを発売されました。また同時に、女性の体に寄り添うブラジャーも登場。お手ごろ価格でそろえることができます。
快適な履き心地の2タイプのショーツ
「無印良品」の吸水ショーツは、マチ部分に4層構造の吸水パッドが取り付けられています。肌に接する部分には、肌触りをさらさらに保つ瞬間吸収素材が使われ、その下層には、水分を吸収して保水しながら気になる臭いを防ぐ素材と、水分の漏れを防ぐ素材の2層を備えています。
ショーツは2タイプを販売。「ひびきにくい吸水サニタリーショーツ」(2990円)は、接着で仕上げることで縫い目がなく、ボトムスにひびきにくいのが特徴で、マチ部分で約20mLの水分を吸収してくれます。マチ部分は二重になっており、ナプキンの羽を入れ込んで着用することが可能。量の多い日や長く着用する日など、ナプキンと併用したいときにも便利な設計になっています。
また「なめらか吸水サニタリーショーツ」(1990円)は、ユーカリを主原料とした再生繊維を使ったショーツで、蒸れにくくて、ソフトな風合いが特徴。マチ部分で約35mLの水分が吸収可能で、こちらもナプキンとの併用がしやすい構造です。
どちらのタイプも、XSからXXLまで6サイズ展開しているので、多くの人が自分に合うサイズを選ぶことができます。
ノンワイヤーで体の締め付けから開放
あわせて紹介したいのは、同時発売の「左右差を調節するブラジャー」(3990円)。体へのストレスや体型のくずれの原因にもなる、インナーの無理な締め付けや不快感の悩みに着目。よく見てみると、アンダー部が2枚重ねの構造になっており、左右のバストを別々に支える構造で、体の動きに対応し、カップの浮きやストラップのずれなどを軽減します。また、立体パターンのカップがバストをしっかり包んで、ノンワイヤーでも胸をしっかり支えてくれます。
黒、パープル、モカブラウンの3色展開で、サイズもA65~G85に対応する幅広いラインナップがそろっているのも、うれしいポイント。
こうした、女性特有の悩みに寄り添ったフェムテックのアイテムは、数年前から注目されてきましたが、高価格帯のものが多く、なかなか手軽に挑戦しにくいのが現状でした。しかし今回ご紹介した無印良品の2点は、手に取りやすい価格で、きっと日常を快適に過ごす手助けをしてくれるはず。
フェムテックが気になるという人は、まず一度これらのアイテムから試してみるのはいかがでしょうか。