10代から絶大な人気を誇るあの人のプライベートな素顔にフォーカスし、いつもと違ったオフな表情に迫る『Steenz』のビジュアルインタビューシリーズ「頬張る、ティーン。」。今回お迎えしたのは、現役高校生モデルとして活躍中のみとゆなさん（18）です。
TikTokやInstagramなど、SNSの総フォロワー数は90万人を突破。まもなく高校卒業を控えたみとゆなさんに、いまの心境を聞きました。
そして今回、みとゆなさんが頬張ったのは、自由が丘駅にあるベトナム料理店『L’Atelier de Stand Banh Mi』の「”生”米麺大山鶏フォー（1,210円）」。初挑戦だというベトナム料理を味わう姿も必見です！
“あと一歩…”を踏み出せなかった芸能界への扉
—芸能界に入るきっかけは原宿でのスカウトでしたね。
中学の友達と初めて行った竹下通りで声をかけられて、「こういうことってホントにあるんだ、スゴー！」って驚きました！ 実は小学生のころ、雑誌モデルに応募したかったけど、そのときは身長が足りなくて諦めたんです。なので、スカウトされたときは「ヤッター！」って単純に嬉しくて。勝手に電話番号を教えちゃったので、後で親に怒られたけど（笑）。
—ずっと人前に出る仕事に興味があったんですか？
小さいときは写真を撮られるのが好きじゃなくて、ムスッとしている写真が多いんです。「笑って〜！」とか言われるのがイヤだったみたいで。
あと、父も母も身長が高かったので、小さいころから「ゆなはモデルになるんだよ」って言われていたんです。当時は親に決められるのがイヤで、ずっとヤダヤダ言ってました。いまは170cmはないけれど、まわりの女の子と比べたら高い方ほう。結局、モデルの仕事をしていますね。
—ABEMAの恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』のオーディションを受けたきっかけは？
実は3回落ちているんです。高1、高2のときは「どうせ出られるワケないよね……」みたいな気持ちだったので、いま思えば、落ちて当然で。でも4回目は「最後だからどうしても出たい！」と強く思って応募しました。
それに、高校生活がコロナで学校行事が何もできなくて……。修学旅行も行けないんじゃないかっていう、そんなときだからこそ、高校時代の思い出をつくりたかった。それがいちばん大きかったかな。
—オーディションに何度も落ちて、諦めることはなかった？
えー、なんか大丈夫なんですよ、私（笑）。心が折れるということがなくて、ホント寝たら忘れちゃう。最初は「受かったらいいな」くらいの気持ちだったけど、最後のときは「受かってますように！」って祈って。そのときは受かる気がしました。
—『今日、好きになりました。』には3回参加することになりました。出演して、周囲の反応は変わりましたか？
高1くらいのときは「あの子、芸能活動をしているけど、そんなに有名じゃないよね」とか言われていて。でも『今日好き』に出てからは、「今日好きの子だ！」と、多少チヤホヤされるようになりました（笑）。
それまでは、そんなに友達が多いほうじゃないし、仲のいい友達と一緒に帰るとか、ごく普通の高校生でしたね。でも、いまはお仕事も増えて、ガラッと生活が変わりました。
総フォロワー数90万人超え！みとゆな式「SNS活用術」
—SNSを活用するうえで何か意識していることはありますか？
TikTokとInstagramは、毎日動かすようにしています。TikTokは毎日投稿するし、Instagramもできるだけ写真をアップして、フィードを投稿しないときでも、リールを1本投稿して。
Instagramのフィードは、スタイルがわかりやすいキレイめな写真や洋服の写真を多めにして、逆にストーリーは24時間で消えるからゆる〜い感じで。
Twitterは実は苦手なんです。言葉を使うのが難しく……。「おはよー」ってツイートするくらいなら、Instagramのストーリーに空の写真と一緒に載せたいんですよね。でも今年はTwitterを頑張りたいなって思ってます。
あとYouTubeは、私の日常をいちばん届けられる場所なので、好きなことをゆる〜くやっている感じです。性格的に、キャラをつくっちゃうと続かないので、素のまんま。『今日好き』のときも素が出ちゃって、友達に「いつものゆなだね」って言われました（笑）。
—毎日投稿するのは大変じゃない？
そんなに苦痛と思ったことはないです。「8時に投稿するよ！」って言ったら、みんなスマホを構えて待っていてくれるんですよ。８時10分に投稿したら、「ゆなちゃん、遅刻してるー！」って言われちゃう（笑）。
だから時間通りに投稿しなきゃって、タイマーをかけています。ファンのみんなが待ってるって思うと、頑張らないと！
—食べる動画をやろうと思ったきっかけは？
「おにぎりとおみそ汁が好き」って言ったら、そういう子あまりいないよねって言ってもらえて。でも、ただおにぎりを食べる動画じゃおもしろくないから、好きなおにぎりランキングにしたら、7個全部食べちゃった（笑）。
ちなみに、いちばん好きなおにぎりは、梅としそが混ざって、真ん中に梅干しが入ってるローソンのやつ。おみそ汁はわかめとお豆腐。王道が好きなんです。
—SNSで参考にしている人や憧れの人はいますか？
ViViのモデルのせいらちゃんがすごくかわいくて大好き。個人的に好きな顔なんです。引きで全身を撮っているInstagramの写真とか、私も参考にしながら投稿してます。
小松菜奈さんも雰囲気があって素敵。彼女のように、自分にしかない雰囲気のある女性になりたいです。
そのためには自分をつくりすぎないことが大切かなって思ってます。ありのままの姿をみなさんに届ける。それをいいと思ってもらえたらうれしいです。飾らない、そのままの私を見てほしい。
思いきり泣いて寝たら忘れる！ 夢を叶えるポジティブマインド
—いままでの仕事で忘れられないエピソードややりがいを感じた瞬間は？
あるお仕事のときに、事務所の人から「うちの事務所でいちばん推してる女の子なんです」って紹介してもらえたときは、うれしかったですね。「いやいや、もっと素敵な女の子はいるでしょ。いちばんじゃないでしょ」って思いながら、「いちばん」と言ってもらえるのはとてもうれしくて。「いちばん」が似合う女性になれるように頑張ります！
–––つらかったことや苦しかったことは？
つらかったのは、寒い中、水を浴びながら撮影したとき。MVの撮影だったんですけど、雨に打たれて地面に這いつくばって、震えるくらい寒かった〜！ 「寒くない、寒くない。大丈夫！」と自分に暗示をかけて、根性で乗り切りました（笑）。
あとは、自宅から都内まで1時間かかるから、満員電車に乗るのがストレスで、高校を卒業したらひとり暮らしができるくらい、仕事を頑張りたいです。
—へこんだり、くじけそうになったことは？
ないです（笑）。一時的にへこむことはありますが、寝たらすっかり忘れちゃう。わーっと泣くと、「あれ、なんで泣いてるんだっけ？ なんでこんなつらい思いをしてるんだっけ？」と、わからなくなってくるんです。よく考えたら、そんなに悲しいことじゃないなって。
—夢を叶える秘訣や考え方はありますか？
やってみないとどうにもならないので、とにかくやってみることかな。事務所に入るとき、親から「芸能人として生きていける人なんて少ないから、自分のやりたいことはやればいいけど、そんなにうまくはいかないからね」と言われていて。だから、あまり期待しすぎず、前向きに考えるようにしています。大きな挫折は、まだしたことがないのかも……？
「JKブランド」がなくなっても、自分らしく歩いて行きたい
—もうすぐ高校卒業ですが、どんな高校生活でしたか？
「この前入学したよね？」っていうくらい、一瞬でした。コロナのせいで、行事っていう行事は、高3の体育祭しかできなくて。修学旅行も海外のはずが国内になってしまって……。だから高校の思い出はそんなにないんです。『今日好き』で旅に出られたことが、いちばんの思い出かな。
—制服を着るのもあともう少しですね。
いままで「JKだから大丈夫でしょ」「JKは何してもOK」と思っていたから、「ヤバイ、JKブランドがなくなっちゃうよ」って友達と話しています（笑）。「どうしよう！」なんて言っていますが、そろそろ大人にならないといけないよねっていう（笑）。
卒業してからすぐの4月で19才になるんですよ。もう10代ラストの年なので、大人っぽい部分も出しながら、最後の10代を楽しみたいです。
—これからの活動や将来の夢はありますか？
写真の仕事が好きなので、メイクアイテムのイメージモデルをやってみたいです。でも、ひとつのことに決めるとつまらないので、演技とか、自分がやりたいことは、何にでも挑戦したいですね。
「発信する力」を持っていることに意味があると思うので、「同年代にどう伝えるか」ということが今年の目標です。私は勉強が好きじゃないので、結局難しいことは分かんない。だからみんなにもわかる言葉で伝えられたらいいなって。
大袈裟ですが、私が伝えることによって日本や世界がよくなるみたいな、そんな影響を与えられる人になりたい。まずはもっとフォロワーさんを増やし、知名度を高くして、伝える力を磨いていきたいなと思っています。
—最後に10代のみなさんにメッセージをお願いします。
私はもうすぐ高校を卒業しますが、まだ大人になる手前で。そういう部分も含めて、私が伝えられることをみなさんに届けられるよう頑張りたい。みんなが発見したことは私にも教えてほしいから、これからもお互いにコミュニケーションをたくさんとっていきたいな。
ファンの方々を「みともだち」って呼んでいるんですが、「みともだちっていいよね」って言ってもらえるように、私も頑張ります！
動画で頬張る、みとゆな。
「頬張る、ティーン。」インタビュー動画
動画では、記事に入り切らなかった家族のことや幼少期のことなど、プライベートについてもたくさん語ってくれています。ぜひご覧ください。
みとゆなプロフィール
2004年4月7日生まれ。神奈川県出身。現役高校生モデル、タレント。2021年に青春リアリティショー『今日、好きになりました』（AbemaTV）の「秋桜編」「花梨編」「蜜柑編」と3シーズンに渡って出演して話題に。
今回お邪魔したお店は…
『L’Atelier de Stand Banh Mi』
電話番号：03-6421-4036
住所：東京都目黒区自由が丘1丁目3−21
営業時間：（土日限定）ランチ 11:00〜15:00
【予約制：各60分】
一部 11：00〜12：00
二部 12：30〜13：30
三部 14：00〜15：00
ディナー 18：00～22：00（L.O. フード21：00／ドリンク21：30）
定休日：火曜日・水曜日
