2022.11.28 Teen's Snapshots

人気者になりたくて始めたマジックで世界を目指す高校生マジシャン【Rei・18歳】

「気になる10代名鑑」の269人目は、Reiさん（18）。小学5年生からマジックを本格的にはじめ、中学生になると、国内のさまざまなコンテストに出場するなど、若くしてパフォーマーとしてのキャリアを積んでいます。老若男女誰にでも楽しんでもらえるのがマジックの魅力と語るReiさんに、活動を始めたきっかけやこれからの目標について伺いました。

Reiを知るための5つの質問

Q1. どんな活動をしていますか？

「マジシャンとして活動しています。得意なのは、5人から10人くらいのお客さんに対して、テーブルの上で見せる『クローズアップマジック』。小学校5年生から始めていて、主にトランプやコインを使ったマジックをしています。

先日開催された、『テンヨー主催全国ジュニアコンテスト』というマジックのコンテストで、優秀賞をいただきました。グランプリを取ることを目標にしていたので、悔しい気持ちもありますが、いまはもっともっとマジックを極めたいと思って、日々練習しているところです」

テンヨー主催ジュニアコンテストにて優秀賞を頂きました！
長年出ていたこのコンテストも今年で最後になります。グランプリを取ることが出来ず悔しいという気持ちの半面、立つことの叶わなかったテンヨーフェスティバルの舞台に”ゲスト”として立ちたいという目標が出来ました。続く pic.twitter.com/ZYpqToV22t

— マジシャンRei (@Rei_magic_rei) October 3, 2022

Q2. どんなことを大切にして活動していますか？

「お客さんが物語の世界に入り込んだ気分になれるような演技を心がけています。

マジックは実はいろいろなところで行っていて。路上パフォーマンスはもちろん、保育園や高齢者施設、町内会のイベントなどなど。だから、見てくれるお客さんの層もかなり幅広いんです。そのため、老若男女問わず楽しめるショーを心がけていますし、自分でお客さんを選ぶようなことは絶対にしません。それぞれの演技において、違う自分を見て楽しんでもらえるよう努力しています。

いまはコロナもあって活動範囲も限られますが、いずれは海外でも活動したいという思いもあるので、言語の壁を超えたパフォーマンスも意識しています」

Q3. 活動を始めようと思ったきっかけは？

「保育園のときに、父が見せてくれたマジックが人生で初めて見たマジックで、すごく印象に残っているんです。いま思うと、そんなに難しいものではなかったと思うんですが、当時の自分には魔法のように見えて。

それから少し経って、家族でディズニーランドに行ったときに、何かのアトラクションでマジックを見て、すごく引き込まれたんです。そこから動画や解説本を見るようになって、独学でマジックを始めました。最初は『クラスの人気者になりたい』くらいの気持だったけど、コンテストやイベントで見てもらううちに、『日本中、いや、世界中の人を笑顔にしたい！』と思うようになりました」