「気になる10代名鑑」の210人目は、つなさん（18）。高校時代、TikTokに歌の練習風景をアップしたところ、たちまちフォロワーが30万人に。TikTokのハッシュタグキャンペーンでは、男性2人組ボーカルユニット・C&Kとのレコーディング権を勝ち取りました。そんなつなさんに、歌を通して伝えたいことや、内に秘めた葛藤について、聞いてみました。
つなを知るための5つの質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「音楽の専門学校に通いながら、SNSを通して、カバー曲を中心に、自分の歌声を届けています。
特にTikTokは、ほぼ毎日更新しています。高校生のときにアップした動画がバズって、いまではフォロワーさんが30万人になりました。去年の秋、TikTokの『#秋の歌うま』というハッシュタグキャンペーンに応募したら、賞をいただいて、男性2人組ボーカルユニットのC&Kさんと一緒にレコーディングをさせていただきました」
@tsuna_0223#秋の歌うま で最優秀賞頂きました！ありがとうございました🙈初めてのレコーディング楽しかったです💖#candk #シーアンドケイ賞 #あの日のスウィートメロディwithつな♬ あの日のスウィートメロディwithつな – C&K Official
Q2. SNSでは、どんな発信をしていますか？
「高校生のときは、毎朝まだ誰もいない学校に行って、ひとりで歌っている動画をTikTokにあげていました。コロナの自粛期間で始めたギターの練習風景と歌をアップしたら、たまたまバズったっていう感じで、別に狙っていたというわけじゃないんです（笑）。
高校を卒業したいまは、家やカラオケボックスで歌った動画を撮り溜めて、毎日アップしています。
いろんな人に観てもらえるのはもちろんうれしいのですが、なかにはTikTokから飛んで、わざわざインスタのDMで感想を言ってくださるかたもいるんです。そういうときは、自分の歌が誰かに届いているんだなって、やりがいを感じられるんです！」
@tsuna_02238時30分 3階の廊下#朝のルーティン♬ Answer（Cover） – tsuna
Q3. 歌うことが好きになったきっかけは？
「小さいころから、ついこないだの高校3年生まで、ずっとミュージカルをやっていたのもあって、昔から歌うことは大好きで。小学生のころから、ミクチャにも投稿していました。
最初に歌を聴いたときに浮かぶ情景をもとに、メロディにのせて歌う、というのは、ミュージカルの練習のおかげもあって、得意なんです。いまでも、そんな表現力と、同じくミュージカルには欠かせない声量には、自信があります。
あとは、同じミュージカルの劇団の先輩にあたる、シンガーソングライターの松本千夏ちゃんの影響も大きいです。高校生のときから、曲作りからライブまで、すべて自分の力でこなしている姿を見ていて、わたしが小学生のときからずっと憧れている存在なんです」
Q4. 悩みや壁を感じることは？
「音楽の専門学生に進んだんですけど、ここにいるみんなが音楽の道でやっていきたいと思っている人たちなんだ、ということに気づいて。TikTokでわたしのことをいろんなひとに知ってもらえたけれど、じゃあ有名になったところで、次はどうしよう……っていう悩みも出てきました。
少しでも自分の表現を広げていくために、学校で教えてもらう機会もあるので、ピアノやギターで曲作りにも力を入れています」
@tsuna_0223授業で作った曲MVっぽくしてみた♬ オリジナル楽曲 – tsuna – tsuna
Q5.将来の夢を教えてください。
「いちばんの夢は、やっぱり歌手になること。いろんなジャンルの歌を聞かせられるようなライブをやって、私の歌を聴いてくれるひとたちと、同じ空間で盛り上がりたいです。日本だけでなく、世界でも活躍できるような歌手を目指しています。
でも、まだ学生ということもあって、プライベートも充実させたい！ TikTokの投稿から、動画編集にはまったので、最近はYouTubeで、Vlogも更新しています。夢に向かってやるべきことはしっかりやりながらも、深く考えすぎずに、楽しんでいきたいな～！」
つなのプロフィール
年齢：18歳
出身地：東京都
趣味：食べること
特技：歌
大切にしている言葉：死ぬ気でやれ、死なないから
つなのSNS
★Insagram
View this post on Instagram
★TikTok
@tsuna_0223この曲を結婚式で流したいって言ってる人いてめっちゃ素敵って思った♬ オリジナル楽曲 – tsuna – tsuna
Photo：Eri Miura
Text：Atsuko Arahata
Edit：Takeshi Koh
