「気になる10代名鑑」208人目は、萌亜さん(16)。小学5年生で芸能事務所に所属し、中学生になってからは、小中学生向けのファッション雑誌『Cuugal』の専属モデルとして活動しました。アンニュイな雰囲気を持つ、萌亜さんのこれからの展望と撮られることの楽しさついて、詳しく聞いてみました。
萌亜の活動を知る5つの質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「高校1年生の16歳です。現在はモデルや女優として、活動しています。
小学5年生のときに事務所に入って、中学1年生から3年生の間は、『Cuugal』という小中学生向け雑誌の専属モデルをしていました。
『Cuugal』を卒業したいまは、SNSで繋がったカメラマンさんの作品撮りに参加するなど、これまでやっていなかった挑戦をして、活動の幅を広げている真っ最中です」
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Q2. .活動を始めたきっかけについて教えて下さい。
「小学生のとき、ファッション雑誌を読んでて、雑誌の中でキラキラしているモデルに憧れて。最初は興味本位で、『私もこういう仕事やってみたいな』って、親に伝えました。
当時『Cuugal』はできたばかりの雑誌。最初はレギュラー枠はなかったのですが、途中から専属モデルになることができました。それから、立ち上げメンバーという感じで、チームの一員として、雑誌を盛り上げていくように頑張りました」
Q3.最近、感じている変化は?
「憧れのモトーラ世理奈さんのような、アンニュイな雰囲気を出せるように、挑戦しているところです。
『Cuugal』のモデルをやっていたときは、メイクも濃かったし、ポップな服装が多くて。撮影も、洋服がキレイに見えるためのポーズをとるように心がけていました。でも心のどこかで、『このままのポップなキャラでいても、同年代の子たちの中で埋もれちゃうし、自分自身の性格とも離れているのかも……』という気がしていたんです。
だからこそ、今では、ありのままの自分を見せたいと思っています。そのきっかけとなったのは、当時大学生だった、フォトグラファーの野口花梨さんに撮影していただいたこと。
野口さんとの撮影は、雑誌の撮影のテキパキとした雰囲気とは違って、ラフに話しながら、素に近いような状態で撮ってもらえて。そのときに、自分でも意識していなかったアンニュイな表情を引き出してもらえたんです。自分でも、これを武器にしてこれからチャレンジしたいなって思えたんです」
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Q4.活動するうえで、特に力を入れていることは?
「作品イメージに近づけるため、カメラマンさんの世界に溶け込むことを意識しています。自分の表現よりも、作品全体として何を伝えるかが大事なので。
だから撮影前から、なるべくたくさんコミュニケーションをとって、イメージを共有する時間を大事にしています。それに、現場の雰囲気も和やかになるし。初めてのクリエイターの方と撮影するのはちょっと緊張するけど、自分から打ち解けるようにします。
それでもまだまだ自分の表現力が足りないなって思うときも。モトーラ世理奈さんも、撮影によって雰囲気が違ったり、アンニュイな中にも、いろんな表情があって、その表現の豊かさに刺激を受けます。もっともっと表情や体の使い方を覚えて、表現の選択肢を増やしていきたいです」
Q5. 今後はどんな活動をしていきたい?
「女優のお仕事にもっと挑戦したいです。前に、演技のお仕事をしたのですが、自分じゃない他の人を演じることって、普通に生きていたらできない経験だから。音楽が好きなので、MVなどにも出演してみたいです。
もちろんモデルのお仕事も、この先ずっと続けていきたいです。撮られることがとにかく好きだし、楽しいので。
いつか、私を見て元気が出してもらえるような存在になれたらいいな。私が小さいころに憧れていたような存在に、今度は自分がなれるように、頑張っていきたいです」
萌亜のプロフィール
年齢:16歳
出身地:東京都
所属:スペースクラフトエージェンシー
趣味・特技:料理、水泳、弓道
大切にしている言葉:One for all,All for one
萌亜のSNS
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Photo:Eri Miura
Text:Minori Abe
Edit:Takeshi Koh