2022.08.18 Teen's Snapshots

アイドルの力で気候危機を止めたい！土いじりと大河ドラマを愛するSDGsアイドル【佐倉春来・16歳】

「気になる10代名鑑」の196人目は、佐倉春来はるくさん（16） 。「アイドルの力で地球を救う」をテーマに、SDGsの普及を目指すアイドルグループ・『CoCoLoココロ♡RiPPLeリップル』のメンバーとして活動中。春から地元・群馬の高校に進学し、東京と行き来する忙しい生活を送りながら、社会と素将来の夢のために挑戦を続ける春来さんの熱い想いに迫ります。

佐倉春来を知るための5つの質問

Q1. どんな活動をしていますか？

「『アイドルの力で地球を救う』をテーマに活動するアイドルグループ、『CoCoLo♡RiPPLe』、通称ココリプのメンバーとして、SDGsの発信に力を入れています。私は特に、SDGsの13番めの目標『気候変動に具体的な対策を』と、14番『海の豊かさを守ろう』、15番『陸の豊かさを守ろう』といった、気候変動問題や自然環境問題に興味があります。

普段の主な活動は、対バン出演、YouTube、Twitterでの発信です。メンバー全員、それぞれのSNSを通じて発信しています。歌とダンスを通じて、SDGsのことや私たちの想いをRiPPLe（波及）させたいと思って、日々活動しています」

Q2. 活動を始めた理由は？

「もともとは俳優志望だったんです。事務所を探していたときに見つけたのが、ココリプのオーディションでした。応募できる年齢を見ると、15歳以上と書いてあって、ちょうど誕生日を迎えて15歳になったばかりだったのもあって、『これかも……！』と直感的に思って、応募しました。

アイドルになる前から、環境問題には関心があって。小学校低学年のころ、CGで見た地球温暖化が進行した未来の映像にショックを受けて……。泣くほど怖く感じて、眠れなくなったことがあります。

怖いけど何もできない、何をしたらいいかわからないと感じたのですが、その一方で、当時から活動家として注目されていたグレタ・トゥーンベリさんの姿を見て、何か始めなきゃ……とも思うようなって。だから、アイドルとして何かできたら、それは素晴らしいことだろうなと思いました」

View this post on Instagram

A post shared by CoCoLo♡RiPPLe (ココロリップル) 公式 (@cocolo_ripple_official)

Q3. 活動を通して、印象的な出会いはありましたか？

「オーディションを一緒に受けた仲間たちとの出会いです！

SDGsを広めたい、達成したいという志をもっている同世代と、日常生活ではなかなか出会うことができなかったので、とても刺激を受けたし、幸せな時間でした。

それに、私はメンバーの中で最年少で。大学生のメンバーから、大学の話などを教えてもらうことも多くて、自分の将来を考えるうえでも、とてもいい勉強になります」

🌈メンバーカラー決定🎨

💜はるく@CocoloHaruku purple💜
🤍ひな@CocoloHina white🤍
💛あまま@CocoloAmane yellow💛
❤️ぶーちゃん@CocoloMinami red❤️
💗ぽんちゃん@CocoloYuzu pink💗
💙ゆな@CocoloYuna blue💙
💚かおるん@CocoloKaoru green💚#ココリプ pic.twitter.com/XEWC52ErMC

— CoCoLo♡RiPPLe(ココロリップル） (@CoCoLo_RiPPLe) June 2, 2022

Q4. 最近新しく始めた挑戦があれば、教えてください。

「活字の本を読むこと！　地球温暖化が怖くてしょうがなかったころ、祖父に『怖いのは相手を知らないからだ』と言われ、図書館に連れて行かれたことがあるんです。

以前は、本を読むのが本当に苦手で続かなかったのですが、地球温暖化のことやSDGsのことをもっと知りたいと思って読み始めたら、すんなり読めたんです。いまでは自分の興味がある分野に限らず、物語なども楽しめるようになりました。

本を読むのが楽しくなってから、新しい目標もできました！　それは、図書館にあるSDGsの本を全部読むこと。私の通っている学校の図書室には、SDGsコーナーの本棚があって、17個のテーマに関連した書籍が並べられています。決して量は少なくはないんですが、卒業するまでに棚の本を読み切るのが、高校生活のうちに成し遂げたい目標のひとつです」