「気になる10代名鑑」171人目は、Kokiさん（19）。大学進学を機に、京都から上京。現在は、慶応義塾大学に通いながら、部員数180人を超える大規模な学生服飾団体「Keio Fashion Creator」の一員として活動しています。多くの出会いに刺激を受けながら、夢を模索中だと語るKoKiさんに、5つの質問をぶつけてみました。
Kokiを知るための5つの質問
Q1. いま、力を入れていることは何ですか？
「慶應義塾大学が主体となっているインカレの服飾団体『Keio Fashion Creator』での活動です。
4つある部署の中で、モデルマネジメント部とプレス部に所属しています。年末に行われるショーのモデルのブッキングや、企業との対談企画、SNSの運用などを主に行っています。
たくさんのメンバーで意見交換をしあう機会も多くて、それぞれの思いや情熱がぶつかり合うことも少なくないんですけど、ひとりひとりの意見を汲み取りながら、考えをまとめあげる過程を、とても有意義に感じています」
View this post on Instagram
Q2. ファッションにこだわりはありますか？
「カラフルで大胆なシルエットのユニセックスブランドが昔からどツボで、着ることが多いです。
ブランドで言うと、ERLやHeaven by Marc Jacobs、CHARLES JEFFREY LOVERBOYなどが特にお気に入り。僕のファッションスタイルは、水原希子さんや韓国アーティストのDAWNさん、韓国のスタイリストのDoohoさんの、唯一無二の感性に影響を受けています。
小さいころから服に強いこだわりがあって、小学生のときには、もう自分で服を選んでいました。ファッションに興味を持ったのは、服好きな両親の影響です」
View this post on Instagram
Q3. 東京に来て、何か変わりましたか？
「東京に来たことが、自分自身のスタンスに大きく影響を与えたと思います。無関心と自由は紙一重だと思うのですが、東京はまさしく自由が体現された都市だと思います。東京にきたおかげで、さまざまなバックグラウンドを持つ友人に出会えたし、何より自分の感性を目に見える形で表現することへの勇気を得ることができました。
あとは、瞬間瞬間をさらに大事にしようと思いました。一期一会の出会いが多く、いろいろなところにフットワーク軽く足を運ぶことの大切さを感じました。実は人見知りするほうなので、初対面の人に話しかけるのには勇気がいるけど、がんばってます。
ただ、地元の京都と比べて、東京には個性的なスタイルの人が街中に多いぶん、人からの視線を感じないのが少し寂しい（笑）。京都だと、いい意味で目立つのでスターになった気分になれるので恋しいです」
Q4. 社会に対して感じていることはありますか？
「なんでも受け入れる姿勢で会話をするスタイルがもっと広まってほしいと思っています。
色眼鏡で相手を見てしまうと、大切な相手の本質を見出せないけど、やっぱり先入観や色眼鏡で相手を見てしまう人が、まだまだ世の中には多いと感じていて。見た目や雰囲気をコミュニケーションの取っ掛かりにするのはいいことだと思いますが、第一印象にとらわれて、ネガティブなイメージを持って相手に接するのはもったいないから。
話していると相手の本質が垣間見えると思うんです。もっと開けた心で人と会話する人が増えたらいいなと思っています」
Q5. 今後の展望・将来の夢はありますか？
「最近、アパレルブランドでインターンを始めたのですが、そこでさまざまな経験を積めたらいいなと思っています。
将来の夢はまだ模索中です。ファッションに興味はあるのですが、ファッション業界に進むことが夢なのかは、まだわからなくて。いろんな人と話をして、価値を見出すことで、自分の夢を確信できるようになりたいです」
Kokiのプロフィール
年齢：19歳
出身地：京都府
所属：慶應義塾大学、Keio Fashion Creator
趣味：香水探し
KokiのSNS
View this post on Instagram
Photo：Eri Miura
Text：Mai Sugawara
Edit：Takeshi Koh
