「気になる10代名鑑」の163人目は、岩田康宏さん(18)。高校時代から学生団体「Teens関西」など、関西を拠点に精力的に活動しています。そんな岩田さんに、活動をはじめた意外なきっかけや、これから行く予定のマレーシアで挑戦したいことなど、詳しく聞いてみました。
■岩田康宏を知る10の質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「京都府出身の18歳です。3月に高校を卒業して、今はギャップターム期間中。今年の夏から、マレーシアの大学に進学します」
8/8にマレーシア🇲🇾へ渡航します!
フライト決まって一安心です✈️帰ってくるの一年後とかになるかもなんで、渡航までに会える方是非会いましょ〜
お誘いお待ちしてます! pic.twitter.com/cRocs31z1B
— 岩田康宏(Hiro) (@yasu_rock714) June 18, 2022
Q2. 取り組んでいる活動について、教えてください。
「学生団体『Teens関西』の代表として、同じ高校生に校外活動への一歩を踏み出してもらうイベントなどを開催していました。また、活動で知り合った方に紹介してもらって、Flora株式会社というフェムテックのスタートアップで、インターンをしています」
Q3. 学生団体に入ったきっかけは?
「それが本当に偶然なんです。高1のころ、The Chainsmokersが大好きで、『Summer Sonic』にライブを観に行ったんです。そこでたまたま『観える?』って声をかけてくれた前の列のお兄さんが、たまたま『Teens関西』で活動していた方で。
歳も近かったので、仲良くなってLINEを交換しました。当時はそれで一旦途切れたんですが、その後コロナの影響で空き時間ができたので、その先輩に再度連絡して、団体にジョインすることに。
あのとき先輩とサマソニで話していなかったら、いまの僕はないので、まさにサマソニが起こした奇跡だった思っています(笑)」
Q4. 活動にのめり込めた理由は何だと思いますか?
「心から団体のビジョンに共感できたからだと思います。Teens関西は『中高生がはじめの一歩を踏み出せる場を創る』を掲げていて。僕自身、団体に入ったことで、いろんな人と知り合えたし、インターンの機会にも恵まれました。ここではじめの一歩を踏み出せたからこそ、もっとその輪を広げたいと思ったんです」
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Q5. 海外進学を選んだのはなぜですか?
「文部科学省の留学促進キャンペーン『トビタテ!留学JAPAN』で留学した先輩たちの話を聞く機会があったのですが、みなさんすごいキラキラしていて、憧れを抱いたから。それに、僕が団体に所属するきっかけになった先輩も、マレーシアの大学に進学していたんです。
なんとなく『海外大学への進学もアリかも?』と思って、費用などの面も踏まえてマレーシアを選びました。日本の大学は一切受験しないことに決めたんです」
Q6. マレーシアでやってみたいことは?
「まずはペトロナスツインタワーを見にいきたいです。マレーシアは海も山もあるので、マリンスポーツにも挑戦したい。昆虫大好き少年だったので、昔図鑑で見ていて憧れていた、熱帯にしかいないような虫を探しに行ったりもしたいです」
Q7. もっと社会がこう変わればいいと思うことは?
「まず自分がやりたいことをやってみられる社会であってほしいですね。できない理由を探しちゃうムードがあると思うので」
Q8. 生きるうえでのポリシーがあれば、教えてください。
「『自分が楽しそうと思える方向へ』、それから『自分が納得いかないことはしない』というふたつがポリシーです。自分のやりたいことに、素直に向き合うようにしています」
Q9. 将来の夢は?
「ビッグになる! そしていつまでも何かに挑戦し続けていたいです。
起業は選択肢のひとつとしてはあるけど、いまは自分がまだ世の中に対して貢献できることや、自分にしかできないことを模索している段階。ちなみに憧れているのは、本田技研工業の創業者・本田宗一郎さんです」
Q10. 同じ時代を生きる10代にメッセージをお願いします。
「世の中には思った以上に選択肢があります。自分に合った選択肢を見つけて、羽ばたいてください!」
■岩田康宏の今日のファッション
「シャツはさわやかな花柄が気に入って、BEAMSで買いました。スニーカーはインターンでお世話になった方からのいただきもの。Apple Watchはいつでも即レスできるように常に身に着けていて、自分にとってはマストアイテムです」
■岩田康宏のSNS
Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya
Edit:Takeshi Koh