「気になる10代名鑑」の110人目は、柊さん(18)。以前、ご紹介したラブリー天使ひなたさんとユニットを組み、「女の子カルト」としてTikTokやInstagramに、平成カルチャーを彷彿させる作品を投稿しています。3月に高校を卒業したばかりで、「女子高生の時間が特別な時間だった」と話す柊さんに、じっくりお話を聞いてみました。
■柊を知る10の質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「東京都出身、18歳の柊です。相方のひなたちゃんからは『しゅしゅ』って呼ばれてます。3月に高校を卒業して、遂に女子高生じゃなくなっちゃいました……。いまは、都内の美容専門学校に通ってます」
Q2.活動をはじめたきっかけは?
「3月までは『女子高生倶楽部』というユニット名で、InstagramやTikTokで作品や日常を投稿していました。活動を始めた理由は、もっとたくさんの人に私たちの思い出を自慢したかったし、見てもらいたかったから。私にとって女子高生の期間は、人生の中で特別な時間で、どうしても残しておきたかったんです」
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Q3. どんなことを大切にして活動していますか?
「いつだって自己満足できていること。たくさんの方から評価をいただくことは、心の底から嬉しいんですけど、何よりも自分の核心にある、たぎるほどの欲望を満足させることを大切にしています」
Q4. 印象に残っている作品はありますか?
「ひなたちゃんと最初に行った海かな。海でメイド服を着て、たくさん写真を撮ったんです。高校3年生の4月に仲良くなって、初めて一緒に行った場所なんです。それが超楽しくて、そこからいろんなところに行きました。
あと、バイトの時間がギリギリ迫ってるのに、放課後にふたりで顔面にシールを貼りまくった写真もお気に入り。Instagramの反響も大きかったです」
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Q5. どんなものからインスピレーションを受けていますか?
「もちろん最近の映画も好きですが、平成初期の映画やドラマ、あとはアイドルとか。今日のファッションも、元モーニング娘。の辻ちゃんと加護ちゃんがやっていたパジャマのリンクコーデの画像が元ネタです。普段から『いいな』と思った画像を、Pinterestで保存しています」
Q6. もし女子高生に戻れたら、どんな写真を撮りたいですか?
「え〜、めちゃくちゃある! とにかく放課後の教室とかで、たくさん撮りたい。高校2年間ずっとコロナだったから、居残りとかできなかったんですよ。先生に『早く帰れ』って言われたり、休校になっちゃったり……。修学旅行もできなかったから、ふたりだけの修学旅行に行きたい!」
Q7. 趣味はありますか?
「音を撮ること。駅から家に帰るまでの音をスマホのボイスメモで録音しています。その日の気分で足音に変化があったり、雨の音が入ってきたり、夏には虫の声とか、街で流れてるBGMとかが入ってきたり……。目で見えないからこそ、いろいろと想像できて、感じ取れるものが多くて楽しいんです」
Q8. 幸せや生きがいを感じるのはどんなときですか?
「自分のやりたいことが達成できて、そのリストを消していく瞬間。『IROGAMI (イロガミ)』っていうかわいい付箋メモ帳があって、そこに撮りたい作品のイメージや、見たい映画などを書き貯めています。すぐ忘れちゃう性格だから、なんでも記録に残すクセがあるのかも」
Q9. 将来の夢は?
「美容師になること! おばあちゃんもお母さんも美容師をやっている美容師一家で、小さいころから憧れがありました。それに、美容師の仕事って、ひとつひとつ作品をつくるみたいな感じじゃないですか。なんか、いいなぁって。いまはそのために、勉強中です」
Q10. 同じ時代を生きる10代にメッセージをお願いします。
「誰の目も気にしていられないし、気にしたくないよ~。ヘンになって生きよー!」
■柊の今日のファッション
「ひなたちゃんとイロチのパジャマは、メルカリで3日前ぐらいに買ったもので、韓国のブランドらしいです。裾とか襟の形が若干違うのが可愛い。特に意識してるわけじゃないけど、青系を着ることが多いかも」
■柊のSNS
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★HP
Photo:Eri MiuraText:Ayuka MoriyaEdit:Takeshi Koh