「気になる10代名鑑」の81人目は、紗弥さん(17)。お母さんの影響で、海外ドラマ『ゴシップガール』や『フルハウス』を見て育ち、「幼いころからモデルに憧れていた」と話す紗弥さん。現在、SNSを中心にモデルとして活動する紗弥さんの、大切にしている宝物や、内に秘めたギャルマインドに迫ります。
■紗弥を知る10の質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「埼玉県出身の17歳です。県内の全日制高校に通いながら、美容師さんや美容学生、服飾学生の、作品撮りのモデルをしています。最近は、専門学校のショー、雑誌のスナップ企画やヘアメイク企画にも参加させてもらっています」
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Q2. モデル活動を始めたきっかけは?
「中2のときに初めて行った都内の美容院で、声を掛けていただいたのがきっかけ。それまでは『学校に行くだけなのに、なんで可愛くしなきゃいけないんだろう』って考えていたし、美容にお金をかける余裕もなかったので、地元の床屋さんで髪を切っていました」
Q3. どんなことを大切にして活動していますか?
「自信を持つこと。私はぱっちり二重じゃないから、撮影現場に行っても『ブスが来たって思われるんじゃないかな……』って心配していたんです。でも、『紗弥ちゃんのアンニュイな雰囲気、いいね!』って言ってもらったり、仕上がった写真を見たりするうちに、徐々に自分に自信を持つことができるようになりました。
自分の容姿に完璧に自信がついたというよりは、撮影を通じて、私には私にしかない良さがあるということに気づけた感じ。だからこれからもまわりに流されず、ギャルマインドでゴーイングマイウェイして行きたいです(笑)」
Q4. 憧れの存在や大好きなモデルは?
「いすぎて選べません。もともとモデルさんが大好きで、小さいころからポージングや表情を真似して遊んでいました。あえてお名前を挙げるとしたら、萬波ユカさん、デヴォン青木さんが大好きです」
Q5. 普段はどんな友達と過ごすことが多いですか?
「地元や高校の友達と一緒にいることが多いかな。モデル活動のことは、地元と高校のすごく仲良しなふたりだけにしか話してなくて。最初は引かれないか心配だったんですが、インスタのアカウントもすぐフォローしてくれて、写真も『かわいい!』って褒めてくれました。
あと、撮影を通じて出会った子と遊ぶことも。好きなファッションや、つくりたい世界観の話は、学校の友達とできないこともあって、また違った楽しさがあります」
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Q6. 宝物があれば、教えてください。
「Vivienne Westwoodの財布とスマホです。モデルでいただいた謝礼が目標金額まで貯まったら、『ビビアンを買う!』って決めていたんです。中古でちょっと匂うんですけど(笑)、見るたびに嬉しくなる宝物です。
スマホのケースには、好きなものや友達との写真を入れてます。使いすぎはよくないと思うけど、スマホは人類の幸せにひと役買ってると思います」
Q7. どんなときに幸せを感じますか?
「いちばん幸せなのは、大好きな人たちと、くだらないことで笑うなにげない時間。もちろん、がんばっていることが結果につながったときも嬉しいです。最近だと、進級が決まったことが嬉しかった!」
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Q8. 社会がもっと「こう変わればいい」と思うことは?
「経済的に弱い国の人や、若い世代に対する支援がもっと増える世界になってほしい。才能があるのに『お金がない』という理由で夢を諦めている人が多いと思うんです」
Q9. 将来の夢や今後の目標があれば、教えてください。
「ミュージックビデオに出てみたい! 音楽が大好きなのと、以前動画の撮影をしたとき楽しかったから。どなたか機会があったら、ぜひ、呼んでください! あとは、大好きな雑誌に出ることも目標。でも出る側だけじゃなくて、作る側になることにも興味があります」
Q10. 同じ時代を生きる10代にメッセージをお願いします。
「10代って、まわりと比較しちゃって超悩みますよね……。私も毎日のように、フォロワーが多いJKや可愛いモデルの子たちと自分を比較して落ち込んでしまいます。
でも、どんなに小さなことでも、自分のやっていることにプライドを持ってみると、毎日が楽しくなると思います。切磋琢磨しながら、みんなでがんばって、もっとハッピーで楽しい時代をつくりましょう!
特に04ラインは、今年成人になるので、大人として盛り上げていけることも増えるそうで、今から楽しみです!」
■紗弥の今日のファッション
「テーマは最近ハマっているギャル! 奮発して買った、ヒステリックグラマーの古着がポイント。大好きすぎて愛用を超えて、もはや乱用しています(笑)。動画で児童労働の実態を見てからは、クリーンに生産されているところのお洋服や、古着屋さんなどで買い物をすることが増えました」
■紗弥のSNS
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Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya
Edit:Takeshi Koh