「気になる10代名鑑」の73人目は、森井姫明麗さん(15)。小学校6年生のときに出場した全日本スノーボード選手権で、史上最年少での2冠を達成したことをきっかけに、プロに転向。現在は、2026年に開催されるミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック出場を目指しています。そんな森井さんのスノーボードの話から、仲良し4きょうだいのプライベートの話まで、等身大の姿に迫ります。
■森井姫明麗を知る10の質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「名古屋出身の15歳です。普段は愛知県内の学校に通いながら、プロスノーボーダーとして、全日本ジュニアスキー選手権をはじめ、国内外の大会に出場しています」
Q2. スノーボードを始めたのはいつからですか?
「競技として本格的に始めたのは、小学校3年生から。遊びで最初に滑り始めたのは、2歳のときです。6コ上のお兄ちゃんの影響で、気づいたら始めていました。だから始めたときの記憶とかは、全然ないんですよね。スノボ好きの両親の影響で、私を含めて4人きょうだい、みんなスノーボードをしています。みんなで旅行に行ったり、趣味を共有したり、仲良し家族なんです」
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Q3. 普段、家族とはどんな話をしますか?
「もちろんスノーボードの話もしますが、趣味の釣りとか、カメラとかの話をしたり。一眼カメラで、景色とかを撮るのが趣味なんです。あと、最近だとYouTuberの話も多いですね。コムドットとか平成フラミンゴを見ています!」
Q4. これまでいちばん印象に残っている試合は?
「2種目で優勝した、アマチュアの全日本大会です。小学校6年生のときに出たその試合がきっかけで、プロに転向したので。あと、やっぱりお兄ちゃんと一緒に頑張って練習してきたので、お兄ちゃんと出た試合も印象的に残っています」
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Q5. ズバリ、スノーボードの魅力とは?
「やっぱり、技が決まったときの達成感。私は今まで大きなケガというケガをしたことがないけど、命にかかわるような技も多いので、今でも、初めての技に挑戦するときは、怖いなって思います。大会でも、緊張することが多いし……。でもその状況で、いかに楽しく滑れるかっていうのを大事にしています。
それに、スノーボードをやっている人って、優しい人が多いのも魅力。試合中でも練習中でも、声を掛け合ったり、テンションを上げ合ったりして。そういう雰囲気がすごい好きです」
Q6. 生きるうえでのポリシーがあれば、教えてください。
「まわりに流されず、自分で決めたことは最後までやり通すこと。スノボもそうだし、それ以外のことも。勉強はあんまり得意じゃないんですけど、やらなきゃと思ったら、スノボを言い訳にしないで、ちゃんとやり切ります」
Q7. 宝物があったら、教えてください。
「ダッフィーのぬいぐるみ。忙しくて全然行けていないんですけど、ディズニーが大好き! 4月から高校生になるので、制服ディズニー、してみたい!」
Q8. 最近新しく始めた挑戦はありますか?
「メイクです。今日も自分でしてきました。中学を卒業したので、メイクとかできるようになったほうがいいのかなぁって思って。お姉ちゃんがダンサーなので、メイクも上手なんです。だから、よく教えてもらっています」
Q9. 今後の目標は?
「2026年に開催される、イタリア・ミラノコルティナダンペッツォ五輪に出場して、スノーボード スロープスタイルとビッグエアーの2種目で金メダルをとること! そしてスノーボーダーとして、もっともっと有名になりたいです」
Q10. 同じ時代を生きる10代にメッセージをお願いします。
「10代だからこそ感じられることって、あると思うんです。そのときそのときを思いっきり楽しんでほしいですし、自分も楽しみたいと思います。自分の好きなことを真っ直ぐ、がむしゃらに追いかけられる貴重な時間が10代にはあると思うので、自分が納得できるまで追求したいです」
■森井姫明麗の今日のファッション
「クールなアイテムからかわいいアイテムまで、バリエーションがたくさんあるROXYが好きです。今日は動きやすく、春らしい明るめのカラーを選びました」
■森井姫明麗のSNS
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Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya
Edit:Takeshi Koh