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東京国際映画祭の学生広報チームの最年少メンバー。言葉を大切にしながら、思いを伝えたい【三原真葉・19歳】

東京国際映画祭の学生広報チームの最年少メンバー。言葉を大切にしながら、思いを伝えたい【三原真葉・19歳】

「気になる10代名鑑」の53人目は、映画やファッションに関わる団体で活動中の三原真葉まなはさん(19)。興味のあることや好きなことには、「とにかく飛び込んでみる」というチャレンジ精神の持ち主で、現在は「東京国際映画祭公式PRチーム」の最年少メンバーとして活躍中。そんな三原さんの活動や思いを聞いてみました。

■三原真葉を知る10の質問

Q1. プロフィールを教えてください。

「神奈川県出身の19歳です。青山学院大学に通いながら、東京国際映画祭の公式PRチームである『学生応援団』のメンバーとして活動しています。好きな映画は『レオン』です。

その他にも、服好きの学生たちが、ファッションを通じて自由に表現する『リプラス』というインカレサークルでも活動しています」

Q2. 映画の活動について具体的に教えてください。

東京国際映画祭というイベントや、出展される映画の魅力を、学生の目線で伝える活動です。主にSNSで発信をしていて、私はロケ地めぐりをしたり、監督やプロデューサーにインタビューしたりして、それを学生応援団のnoteで記事を書いています。ちなみにこの団体の存在は、『大学生 映画 関われる』と検索して見つけました(笑)」

Q3. 何を大切に活動していますか?

その場限りにならない関係を大切にしています。常に『もしかしたら次に繋がるかもしれない』と思いながら行動するように、心がけています。

実際、学生応援団のnoteで執筆を続けていたら、noteの方から、コラボレーションのご連絡をもらえたことがありました。自分たちの活動を知ってもらえる大きなきっかけになったので、すごく嬉しかったです」

Q4. 趣味はありますか?

「映画以外だと、テニスをするのと、本を読むことです。テニスはずっとやっていて大好きです。本を読むときは、ただ黙々と読むだけじゃなくて音読も好き。別に、セリフを覚えたいっていうわけじゃないんですけど、声に出して読むと、イメージが膨らんで、さらに理解できる気がして。言葉にしてみるっていいですよ」

Q5. 幸せや生きがいを感じる瞬間はどんなとき?

自分の思っていることを、ちゃんと伝えることができたとき。学生応援団として、記事やインスタライブで何かを伝える活動をしたこの1年で、自分の心の中にあることを言葉に表す難しさを知りました。そんなとき、身近な友達から感想をもらえるのが、すごく嬉しくて! ちゃんと伝わってるんだなって」

 

 

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Q6.生きるうえでのポリシーがあれば教えてください。

「ポリシーっていうほどじゃないですけど、難しいほうを選ぶこと。『ちょっと無理かもしれない』って思うことがあっても、そこで踏ん張って、大変な思いをすることで得られる経験や結果もあると思っていて。私自身、中学受験に失敗しちゃったんですけど、そこで勉強を頑張ったからこそ、今の進路にたどり着いたと思います。

これまで、やらないほうがよかったって思うことはないから、『なんとかなる精神』で、チャンスがあったときには、難しいほうに手を伸ばすようにしています

 

Q7. 社会が「こう変わればいい」と思うことは?

自分を表現することを、怖がらなくてもいい社会になればいいな。今ってSNSをつかえば、人とのやりとりは簡単にできるけど、だからこそ、簡単に人を傷つけることができてしまう時代。

SNSに限らなくても、いろいろな方法で自分を表現することに対して、みんなが前向きになれるように、トゲのある言葉が少なくなってほしいって、心から思います」

Q8. 最近、新しく始めた挑戦はありますか?

「言葉を書き留めること! 生活していく中で面白いなって思った言葉や表現は残しておきたいから。あと、雑誌でのライティングも最近始めました。何かが作られる裏側の世界を知ることって、すごくワクワクします!」

Q9. 今後の展望を教えてください。

「学生応援団としては、これまで以上に、映画の裏側に関わる人にインタビューをしたり、映画好きな人が交流できるような上映会をやってみたりしたいです。私がミニシアター大好きなので、都内に限らずたくさんミニシアターに行って記事を作りたいです!

大学では、2年生から言葉の力で表現の幅を増やす授業や、映画制作にチャレンジする授業をとる予定です。何事にもチャレンジ精神で挑んで、4年間でこれやったぞっていう経験だったり作品を増やしていきたいです!

Q10. 同じ時代を生きる10代にメッセージをお願いします。

「自分の好きなことや、やりたいことに無我夢中になれるとき、10代って特別だと感じます。最近、人って思っているよりも、自分のことを見られていないってことに気付きました。

だから今取り組んでいることはきっと将来につながると信じて、自分の『好き』を大事にいろんなことに挑戦していきたいです。同年代の活躍や考えって、すごく刺激になるから、お互いに頑張りましょう!」

■三原真葉の今日のファッション

コート/ciel closet セットアップ/Mila Owen シューズ/LOWRYS FARM

「背が小さいので、バランスを意識しています。今日はセットアップできれいにまとめつつ、スカーフをワンポイントにして、少し遊びごころを。ワントーンでコーディネートすることが多いです」

■三原真葉のSNS

★Instagram

 

 

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★東京国際映画祭 学生応援団

 

Photo:Eri Miura
Text:Tomoka Uendo
Edit:Takeshi Koh

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Ayuka Moriya

エディター

1999年生まれ、秋田県出身。東京外国語大学 国際社会学部在学時よりライター・エディターとして主にインタビュー記事の執筆、ディレクションに携わる。Steenzでは、2021年ローンチ当初より「気になる10代名鑑」のコンテンツ制作を担当。

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