Steenz Breaking News

カナダの学生たちがユニクロと提携しホームレス支援。手織りのベッドの材料は意外な“アレ”【Steenz Breaking News】

カナダの学生たちがユニクロと提携しホームレス支援。手織りのベッドの材料は意外な“アレ”【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、ホームレスと環境問題の解決につながる学生団体の活動についてご紹介します。

カナダで問題視されているホームレス問題

 

世界的にも社会問題のひとつとなっている、ホームレスの存在。現在カナダでは、ホームレス状態にある人が23万人以上いるといわれています。原因としては、失業や精神疾患、住宅危機、家庭内暴力、難民の避難などさまざま。そしてそれは都市部も例外ではなく、カナダ最大の都市・トロントでは1万5000人以上存在し、毎年数百人が寒さにさらされて命を落としているそうです。

問題解決に取り組むカナダの学生慈善団体「Bags to Beds」

現在、「寒さにより、命を落とすホームレスの人々を助けたい」という思いから、活動している学生団体があります。それが、カナダの学生慈善団体「Bags to Beds」です。

彼らは、ビニール袋の暖かく防水性に優れた点に注目し、手織りで寝袋マットにアップサイクルしています。ベッドには木製フレームが付いており、袋を輪っか状に切り繋ぎあわせ、鎖状にして編み込んでいくのだそう。ちなみに2026年5月時点で、31,500のビニール袋を活用し、41個のマットを作成しました。

 

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なぜ、マット作りを行おうと思ったのかというと、同団体の代表・マシュー・トン氏の体験がきっかけでした。彼が寝袋を使わずにキャンプをしたところ、地面から伝わる冷気に衝撃を受けたそうです。そして、トロントで毎晩、雨の日や凍えるような冬の日に野宿している人々のことを考えずにはいられなかった、と話しています。

マット製作が環境問題の解決にも繋がっている

「Bags to Beds」の活動は、環境問題の解決にもつながっています。

例えば、材料として使用されている大量のビニール袋。材料の収集方法は活動当初の課題のひとつでしたが、マシュー氏が洋服の買い物をしているとき、廃棄予定のきれいな状態の配送袋を大量に発見しました。彼はお店の人の許可を得て大学に持ち帰り、そのビニール袋でマットを作製したのです。この行動により大量のビニール袋が再利用され、廃棄物となることを防いでいます。

現在、Bags to Bedsはグローバル企業であるユニクロとパートナーシップを提携。廃棄されるはずだった使用済みビニール袋が毎週、彼らのもとに届けられています。

 

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Bags to Bedsの活動に今後も注目!

廃棄予定であったビニール袋を、寝袋マットにアップサイクルしている「Bags to Beds」。柔軟な発想と行動力で進む彼らの活動に、今後も注目していきましょう。それと同時に、参加者やサポートする企業が増えていくことも願いたいですね。

Reference:
One bag, one mat, one life at a time. |Bags to Beds
Bags to Beds addresses societal problem of homelessness|Upper Canada College 
About Us|Bags to Beds

Text:Yuki Tsuruda

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Yuki Tsuruda

ライター

鹿児島県在住のフリーライター。販売職や事務職を経験後、2020年5月からフリーランスのライターへ。執筆ジャンルは、ものづくりやSDGsなど。

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