
「気になる10代名鑑」1377人目は、まじっくりんさん(16)。マジックを通して、観客に新しい一歩を踏み出す勇気を届けながら、誰もが人気者になれる方法を模索しています。昨年ロンドンにマジック留学を果たし、現地でパフォーマンスにも挑戦したまじっくりんさんに、マジックを始めたきっかけや将来の展望を聞いてみました。
まじっくりんを知る5つの質問

Q1. プロフィールを教えてください。
「マジックをしています。マジックの魅力を届けながら、誰もが人気者になれる方法を探っています。
昨年2025年12月からは、『トビタテ!留学JAPAN』の10期生として3週間ほどイギリスに留学しました。
イギリスでは、語学学校で英語を勉強しながら、計3回路上パフォーマンスをおこなったりマジックショーを観に行ったり、マジック漬けの日々を過ごしました。留学から帰ってからは、ステージなどでのショーはおこなっていませんが、イベントなどで出会った初対面の相手に披露することが多いです」
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Q2. 活動を始めたきっかけは?
「中学2年生の学校行事で、クラスで何か出し物をしようという話になって。当時、『名探偵コナン』に出てくる『怪盗キッド』に影響を受けていました。それで、マジックができる彼にならい、自分でもマジックをやることにしたんです。
もともと、小さいころから隠されると余計に知りたくなってしまう、好奇心旺盛な性格でした(笑)。そんな自分にとって、マジックの不思議さは魅力的に映ったんです。
実はイギリス留学を決めたとき、プログラミングにも興味があって。でも、日本でも学べるプログラミングと比べて、もっと海外のマジックを見てみたいと思い、マジックに絞って渡航を決めました。実際、路上でパフォーマンスをする人が多く、自分もできるかもしれないと思えたのは、海外の環境のおかげだと思っています。親には『ほんまにマジックで留学できるんかいな』と心配されましたが(笑)」

Q3. 活動をしている中で、印象的だった出来事は?
「イギリス留学中におこなった路上でマジックを披露したときに、あまり英語が話せなかったため言語を使わずにパフォーマンスをしたのですが、予想以上の反響に驚きました。
はじめはチップというシステムを知らずに断ってしまったこともありましたね。でも、オーバーリアクションと言っても過言ではないようなイギリスの人たちの反響に、言語で通じたとき以上の喜びを感じたんです。
この経験が、いまマジックを続ける自分の自信につながっています」
Q4. 活動を通して、実現したいビジョンは?
「誰もが人気者になれる社会です。例えば、自分のマジックを見た人が同じようにマジックに挑戦してくれたり、何かのアクションを起こす勇気を受け取ってくれたら嬉しいです。
自分自身、マジックをやる前と後で、性格や人生が変わったような気がしていて。昔は人前に立つことが苦手だったのですが、学校行事で総勢270人の前でステージパフォーマンスを披露したことで、人気者になれた感覚になったんです。それからは、人を笑わせたり面白い話し方の工夫をするようになったり、いろんな場面でエンターテイメントを求めるようになりました(笑)。
マジックって、意外と習得するのは簡単なんです。でも、披露したあとに『どうやったの?』『もう1回やって!』と言ってもらえると、いろんな人を笑わせることのできるマジックの楽しさを改めて実感します。だからこそ、他の人にもマジックの魅力を味わってもらいたいですね」

Q5. 将来の展望は?
「一貫性がないと言われてしまうかもしれませんが、将来は国際線のパイロットになりたいです。
もともと、小さいころから空港に行くなどパイロットの仕事には興味があったのですが、イギリス留学の路上パフォーマンスで海外の人とのコミュニケーションの楽しさを感じてからは、国際線のパイロットに絞って将来を考えるようになりました。
マジックを仕事にする覚悟はまだなくて、趣味程度にこれからも続けていけたらと思っていますが、それでも自分のマジックを通じて誰かがアクションを起こしたり挑戦してくれたりすることを目指して、これからも腕を磨いていきます」

まじっくりんのプロフィール
年齢:16歳
出身地:兵庫県西宮市
所属:高槻高校、HYS(Hyogo Youth Summit)、学生団体Smile、トビタテ!留学JAPAN10期生
趣味:大阪関西万博関連の行事に参加、国内旅行、NON STYLE の漫才を見る
特技:マジック、プログラミング、人を笑わせること
大切にしている言葉:三日坊主を100回やれ!
まじっくりんのSNS
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Photo:Nanako Araie
Text:Haru Ninagawa






