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ラマダン中のエジプトが楽しすぎた!ラマダン中に渡航することがおすすめな理由とは?Hao in UGANDA #35【Steenz Abroad】

ラマダン中のエジプトが楽しすぎた!ラマダン中に渡航することがおすすめな理由とは?Hao in UGANDA #35【Steenz Abroad】

今回の”Hao in UGANDA”は、ラマダン中のエジプトの魅力をたっぷり紹介します。

みなさんはラマダンをご存知でしょうか。ラマダンではムスリム(イスラム教を信仰している方々)がイスラム暦の9番目の月の約1ヶ月間、日の出から日没まで断食をおこないます。自分を律して、貧しい人や困っている人への思いやりを育むことが目的だそうです。日の出から日没までは断食だけでなく、喫煙や性行為を控え、慈善活動を積極的におこないます。

わたしはこのラマダン中だったエジプトに渡航しました。最初に気づいたのは、夜間に街が賑わうということです。

エジプトでは法律上、ラマダン中は勤務時間を短縮する規定があるようで、公務員は約5時間、民間企業では10時から15時までなどと短縮勤務になります。学校も授業時間が短縮されることが多いようです。これにより、夜間帯の活動時間が伸びたり、断食をしていても、仕事への体力がもつようになるそうです。

日中、観光地では、空いているレストランもありましたが、わずかな外国人観光客がご飯を食べているくらい。

しかし、夜間は、ずっと開店しているレストランやカフェも多く、エジプト人は日没後になるとこういった場所で何時間も過ごしているようでした。エジプト人の友人と毎日過ごしていたわたしも、自然と日中は断食をし、エジプト人と同じ時間にご飯を食べていました。

また、日中の街は静かで通行人の数も少ないのですが、日没にかけて街には通行人の数は増えます。

深夜12時を過ぎているのに、幼い子供が家族と外でレストランやカフェにいる風景は新鮮味がありました。

日没後の食事は「イフタール」と呼ばれ、多くのエジプト人の場合、実家に住んでいる人は家族と過ごし、一人暮らしのエジプト人は毎日のように友人と合流して楽しむようです。

イフタールではデーツ(ナツメヤシの実)やモロヘイヤスープ、肉料理、パン、アラブ諸国でよく見られるとても甘いスイーツなどをお腹いっぱいに食べます。人によってはイフタールのあとに寝て、夜明け前の「スフール」でもう一度食事をとるようでした。

ただ、わたしの20〜30代の友人たちは夜間、ずっと起きていて、ドライブをしたり、何度も軽食をとったりしながらラマダンの夜を楽しんでいました。特に首都カイロでは、甘いスイーツやお茶、スムージーなどを楽しめるカフェが夜間も開いており、カフェをはしごしたり、アラブ圏で愛されているシーシャを楽しんだりしました。

真夜中に老若男女が集まり、ご馳走を食べたり、会話を楽しんだりする光景は、子どもの頃に夜更かしをして、お菓子を食べながら映画を見た時のような、なんだか特別なものがありました。

また、カイロの観光地では、客引きの多さや街の騒がしさを負担に感じる観光客も多いようですが、ラマダン中は日中の人通りが少なく、普段とは違った落ち着いた雰囲気の中で観光できるというメリットもあると気づきました。

ラマダンが明けると「イード」があります。イードでは約3日間が休暇日となり、特別な礼拝をして家族とご馳走を食べます。旅行したり、買い物したりする人も多く、今度は日中から街全体がお祝いムードになります。

わたしも大勢のエジプト人の友人グループと海沿いの街に旅行に行き、日中から泳いだり音楽をかけたりとお祭り騒ぎでした。

完全に昼夜逆転したかのような街と暮らしぶりを楽しめるのは、ラマダン期間だけ。

人々の暮らしに宗教がどれだけ浸透しているのかを学びながら、実際にその文化の中に入り込んで体験できる貴重な経験なので、みなさんもぜひラマダン中の渡航を検討してみてはいかがでしょうか。

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Hao Kanayama

ライター

ウガンダ在住。アフリカ専門ライター/音楽フェス・イベントプロダクション等。不条理で不都合な世界だけど、その先にある希望を求めて歩き続ける、アフリカの人々の暮らしをわたしの目線から伝え続けたい。

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