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NYのバーでの忘れられない経験を糧に。世界を股にかける兄弟DJユニット・Kaiharubroの兄【DJ Kaito・18歳】

NYのバーでの忘れられない経験を糧に。世界を股にかける兄弟DJユニット・Kaiharubroの兄【DJ Kaito・18歳】

「気になる10代名鑑」1344人目は、DJ Kaitoさん(18)。弟のDJ Harutoさんと共に、海外を中心におもにヒッポホップをはじめとする音楽活動をしています。ニューヨークのバーでの忘れられない体験が、原動力のひとつになっていると話すDJ Kaitoさんに、当時のエピソードや将来の展望について詳しく聞きました。

DJ Kaitoを知る5つの質問

Q1.プロフィールを教えてください。

弟のDJ Harutoといっしょに、『Kaiharubro』としてDJ活動をしています。活動当初はDJバトルへの出演がメインでしたが、いまはフェス・イベントへの出演や、インスタグラムをメインとしたSNS発信に力を入れています。

最近だと、6月にAimé Leon Doreというニューヨークのファッションブランドとコラボさせていただきました。また、楽曲制作をはじめとするプロデューサー活動にも挑戦しようとしています。まだ始めたばかりですが、今後力を注いでいくつもりです。

ぼくは、企画や動画の内容を決める役割をしているので、企画制作者という表現が正しいかもしれません。イベントが決まったら、そこで流す音楽のセットを作る役割もしています。DJとしてはテクニックのあるスクラッチが武器だと思っています」

 

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Q2.活動をはじめたきっかけは?

実は、DJをはじめたのは、弟のほうが早かったんです。ぼくは小学3年生までブレイクダンスをやっていたのですが、当時の先生が辞めてしまったことをきっかけに自分もやりたいことがなくなってしまって。弟が練習している様子をちょっと覗いてみたら、なんだか面白そうだなと思って、ぼくも始めたという感じですね。

最初の数年は、DJのスクールにも通っていました。そこでほとんどのことを学んで、あとは大会でライバルの技術を見て勉強したり、自分たちで試行錯誤を繰り返して、今に至ります。

はじめはふたりの練習風景をSNSに投稿しているだけだったのですが、2年前にコメント欄からのリクエストに応えて投稿したビートがバズったことが転機になりました。そこからシリーズ化みたいになっていって、はじめはこのビートを自分たちが気に入ったからやるみたいな感じだったんですけれど、特にこの1年くらいはリスナーの年齢層などを考えて、この時代に流行ってたからこれにして、というふうに戦略的に活動するようになりましたね」

Q3.活動をしている中で、印象的だった出来事は?

今年の2月に、ニューヨークのバーでDJをしたときの出来事です。Statik Selektahという、ヒップホップの中でもレジェンド級のプロデューサーが、たまたまぼくたちのプレイを見ていて気に入ってくれて、最中にBusta Rhymesという、こちらもレジェンドのラッパーに連絡を入れたそうなんです。そして、ビデオ通話を通じて、ふたりにぼくたちのDJプレイをリアルタイムで見守ってくれていたみたいです。

やっているときはぼくたちも必死だったので気づかなかったのですが、後日その事実を知って。世界的なアーティストに注目してもらえたことは大きな感激と自信につながりましたし、より一層、世界で活躍できるように努力を続けようと思いましたね」

Q4.活動をするうえで、大切にしていることは?

ステージでは多くのスタッフと関わるので、そういう人たちとちゃんと挨拶して、いい関係を築けるように気を付けていますね。あとは、他の人と比べずに自分たちの軸を据えて取り組むことです。

何かを決める前にはふたりで相談をしますね。逆に弟が動画編集をしているなかで、ひとりでは決められないときはちゃんと確認をしに来てくれます。でも、たまに衝突するときもあって。ちゃんと考えてもないくせに俺の決めた構成に対して的外れな意見を言うな、みたいに弟に怒ったり(笑)。

反対に、海外の人と話すときは、ぼくのほうがシャイな性格なので、話しかけられても一言でしか返さないみたいことが結構あって。社交的で、独学で英語をマスターした弟によく叱られます。頑張ればぼくも喋れるんですけど、日本語でも英語でも、話を盛り上げたくないので、すぐに切り上げようとしちゃいますね……」

Q5.将来の展望は?

Kaiharubroとしては、DJとしてもっと活躍したいですね。ファッション分野とのコラボだったり、大きなフェスにもっと出られるような存在になりたい。いまはどちらかと言うと海外中心の活動になっているので、日本でもヨーロッパでもアメリカでも、どこでもプレイできるようになるのが、最終的な目標です。

やっぱり、やりたいことは年を重ねることによって変わるじゃないですか。例えば、弟はファッションも好きなので、そういうことも勉強していますし。ぼくは音楽制作のほうが関心が強いので、そっちを重点的にやっていきたいですが、大人になってもDJ一本で活動していくために、お互いにソロ活動も視野に入れています。

将来的にはヒップホップを軸にいろんなジャンルをかけれるようなDJになりたいですし、個人としても、有名なラッパーの人とコラボして自分の曲を持ちたいですね。そして、ヒップホップを次の世代に繋げられるように、若者にもっと浸透させていきたいです」

DJ Kaitoのプロフィール

年齢:18歳
出身地:埼玉県
趣味:バスケ鑑賞、映画鑑賞
特技:料理
大切にしている言葉:今度は今度、今は今(役所広司)

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Photo:Nanako Araie
Text:Yuzuki Nishikawa

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