
世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする「Steenz Breaking News」。今日は、環境月間に関連した話題をご紹介します。
毎年6月は環境月間。身の回りでのサステナブルな取り組みってどうなっている?
6月は「環境月間」。そのため、さまざまなコンテンツや店舗で、環境について触れていることが増えています。
なぜ6月が環境月間なのかというと、国連が、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して、毎年6月5日を「世界環境デー」としていることに関係します。これを提案した日本でも、「環境基本法」(平成5年)によって、6月5日を「環境の日」と定めており、環境省が6月を「環境月間」とすることを呼びかけているのです。
そんな環境月間にちなみ、今回はさまざまな企業のサステナブルな取り組みを見ていきましょう。
毎日使う水筒もいつかはお役御免に。そんなときは回収サービスを
暑さ対策や節約などを理由に水筒を持ち歩く方が増えています。冷たいまま持ち歩けるステンレス製の水筒は便利ですよね。金属でできた製品は長く使えるのが魅力ですが、捨てるときのことを考えたことはありますか? 実は、燃えないゴミに出す以外の選択肢があります。

ステンレス魔法びんのパイオニアである「サーモス」。直営店である「サーモス スタイリングストア」や「サーモス ストア」などの一部の店舗では、ステンレス製魔法びんの回収サービスをおこなっています。不要になったボトルやタンブラー、スープジャーを回収しており、持ち込む際に店頭スタッフへ「回収をお願いします」と伝えるだけでOKなんです。

回収されたボトルは再資源化され、新たな製品へとよみがえります。無駄にならない上に、回収店舗で使える下取りクーポン(5%OFF)がもらえるのもうれしいポイント。「サーモス」以外の製品も回収可能なので、ステンレス魔法びんがあったら、積極的に持ち込んでみましょう。
※店舗によっては回収を実施していない場合があります。最寄り店舗の対応状況は事前に公式サイトでご確認ください。
バターの副産物「バターのいとこ」でフードロスの削減に
栃木県・那須発のスイーツブランド「バターのいとこ」。とろっとしたミルクジャムを、ふわっと軽いゴーフレット生地でサンドした、つい手が伸びてしまうお菓子です。実はこのお菓子、フードロスを減らすために開発された商品でもあります。

バターは牛乳から作られますが、その際に使われるのは全体の約4%。残りの90%以上は「スキムミルク」と呼ばれる乳製品として残ります。現状、スキムミルクは活用方法が限られており、安価に取引されることもしばしば。
そんな状況を打破しようということで生まれたのが、「バターのいとこ」。つまり、バターの副産物を使ってつくったお菓子というわけなんです。那須発のブランドではありますが、現在は東京や北海道、大阪などの地域限定のフレーバーもたくさん展開されています。出先で見かけた際はぜひ味わってみてくださいね。
発酵技術が「コーヒー残さ」をおいしいスイーツに!
富士山と駿河湾の雄大な眺めを楽しめる「伊豆パノラマパーク」。園内のカフェ「葛城珈琲」では、2026年6月20日(土)から、「麹カフェ・アップルパウンドケーキ」「麹カフェ・ブラウニー」が販売されます。このふたつのスイーツは、カフェから出るコーヒー残さをアップサイクルした「麹発酵ペースト」が使われています。

コーヒーを抽出した後の豆は、含水率が65%以上と非常に高い状態です。そのため、再利用するには通常、乾燥工程が必要となり、多くのエネルギーが必要となります。今回開発されたコーヒーの麹発酵ペーストは、静岡の発酵テック株式会社ソーイの特許技術により、乾燥工程が不要なのだそう。

このペーストを使うことで、しっとり食感の焼き菓子が誕生したとのこと。環境に配慮しながら、おいしさも兼ね備えたスイーツに仕上がっています。「伊豆パノラマパーク」を訪れた際には、味わってみてくださいね。
身近なサステナブルを探してみよう
サステナブルな取り組みが多く発信される環境月間。普段の生活の中でも、旅先でも、そうした話題に触れる機会が増える時期です。ぜひ、ちょっとだけ感度を高くして、どんなものがサステナブルにつながっているのか、チェックしてみてくださいね。
Text:Itsuki Tanaka






